イェール大学名誉教授、日本の経済学者の浜田宏一さんの著書で、日銀の金融政策が日本経済に与える影響などについて、アメリカや世界の政策、教育などの背景を交えて書かれています。
日本とアメリカは教育の方法がまったく異なっており、日本の教育では教科書が全てで正解であるが、アメリカの場合は教科書に書かれていることについてどう考えるか?その証拠は?と自分で考える一つの材料にすぎないとのこと。
個々がそれぞれ自分自身で考える力を身に付け、何が重要かという要点をしっかり把握できることは、国民一人一人が考えなければならない社会経済について深い理解と意見を持ち、今後の日本を支える人材を作る為にも大切なことだと思いました。
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