福岡宝石市場スタッフ・ブログ

2013年5月 7日 (火)

読書

Jpg

名前に色彩が入る登場人物の中で、ただ一人名前に色彩のない主人公が、ある日突然途切れてしまった5人の友人とその理由を、16年の後に、たどっていく物語でした。少しずつ解き明かされていく理由と、事件が起こってからのそれぞれの複雑な心情の変化や、現実の人生観などが繊細に描かれていて、とても人間的な内容でした。色にシンクロされた登場人物と、その中で色彩のない主人公がより際立つので、感情が入り易くて面白かったです!

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