前回は音楽とジュエリーについて綴りました。
今回は映画とジュエリーにしようと思います
美しい映像、華やかな衣装とジュエリーが話題になった「THE GREAT GATSBY~華麗なるギャツビー」
リメイクですが、初代のロバート・レッドフォードの作品は未だ観ていません
女性の衣装はPRADA
男性の衣装はBrooks Brothers
そして映画を更に華やかにするジュエリーはTIFFANY
この素晴らしいラインナップ
なにより「レオナルド・ディカプリオ」の出演が更なる話題を呼んだ気がします。
ジュエリーがTIFFANYということと、監督がバズ・ラーマンであることで、これは映画館で観なければいけないと思い映画館へ足を運びました
バズ・ラーマン監督の映画は非常に美しい映像とその映像にあった音楽を作成されます。
ディカプリオ出演のロミオ&ジュリエット、ムーラン・ルージュもバズ・ラーマン監督の作品です。(添付画像をご参照ください)
※ここからは映画のネタばれが含まれております。ご注意ください!
とにかく身に纏っているジュエリーの美しさにはため息が出るばかり
そのなかでも、ひときわ印象に残っているのはギャツビーが身に付けていたオニキスの印
ギャツビー自身の登場までに時間が掛かる中、このリングだけが印象的に映ります。
どの指にしているかというと、右手の小指、いわゆるピンキーリングです。
指輪を装着する指にそれぞれ意味があるわけですが…
右:権力と権威の象徴
左:信頼の象徴
そして、右手の小指には「変わらぬ想い」という意味があります。
よく見るとオニキスにはデイジーの花が掘られており、そこに愛するデイジーへの想いが込められているように感じます。
一般的に「オニキス」と言われているもの、この鑑別結果は「ブラック・カルセドニー」です。
オニキスとは縞瑪瑙のことを言います。
驚かれることが非常に多いのですが、何を隠そう私もそのうちの一人です
そもそもオニキスを含むカルセドニー系は着色を行っているため、この真黒なオニキスもその類のものなのです。
印台リングは紋章などを彫刻し、王侯が書類のサイン・手紙の封をする際の封蝋(シーリング・シールとも言います)に押したものでいわゆる印鑑的な存在です。
彫刻するためには削ることができる、沢山ある石、となるとこのカルセドニーが使用されたのでしょう。アンティークジュエリーでも瑪瑙を使った同じようなリングを大変よく見かけます。
映画のお話に戻ります。
彼がやっと姿を現したときの煌びやかな花火をバックに憂いを秘め
彼女を思う気持ちが切ないほど。
彼女に再開するまでの間、このリングに沢山の想いを込めて恋い焦がれていたのかと思うと、女性よりも男性のほうがどれだけでもロマンチストだと感じたのです。
天神の街もすっかりクリスマスムード一色
クリスマスプレゼントに想いを巡らせる方々が増える季節となりました。
大切な人からプレゼントされる物は沢山の想いが込められているので、どんなものでも嬉しいですよね
大切な人へのプレゼント、貴方は何にする予定ですか
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