映画とジュエリー、音楽とジュエリー
の項目の他に「時事とムダ知識」という項目を追加してみようと思いました
映画と音楽ネタは着々と在庫を蓄えていますが、そればっかりもつまらないかなーとの目論みです
初回はこちら和食
12月4日にユネスコ無形文化遺産に和食が登録されることになりましたね。
以前、情熱大陸で
シュランの星7つを持つ「京料理界のドン」が挑んだ英国出店舞台裏に密着
http://mainichi.jp/feature/news/20121113org00m200005000c.html
という番組をみまして、この京料理界のドンと言われる方が「京都の老舗料亭 菊乃井 村田吉弘さん」という方でした。
この方、和食なのに渡仏して料理を学んだりと非常にアグレッシブ。
その時に、この「和食を無形文化遺産にするべく奔走している」と仰っており、いつかそうなるといいなぁと思ったのです。
それが実現して、素直にI love Japanな私としては大変嬉しく思いました
この和食ですが、何をベースしているかというとそれは「うま味」ですと、村田さんが仰っていました。
本来、味覚は甘味、酸味、塩味、苦味、辛味、渋味、と定義されていましたが、日本で1908年に池田菊苗がうま味物質グルタミン酸モノナトリウム塩を発見したことから、このうま味は4基本味では説明できないため、日本ではこれを基本味とする認識が定まりました。
ですが、西洋では長く4基本味説(甘味、酸味、塩味、苦味)が支持され続け、うま味が認められたのは最近のことだそうです。
そこへ、この和食の認定村田さんの努力が報われたな~
と一人で感動していたわけです
確かに海外へ行くとうま味を感じることはほとんどなく、つまらなさや物足りなさを感じます。
むしろ、中華料理を見付けて、なんだか安心するという…。
その理由は「うま味」でしょう。
お味噌汁やお吸い物を口にした時、なんとも言えないほっこりする感じがありませんか?
その安心感もうま味の持ち味だと思います。
昔、何かで聞いた話ですが、飲食業界はかならず同じ味を求められます。
宝飾品の職人さんにも言えることですが、料理人さんや俗に言われる職人さんに男性が多いのは女性と違い、常に安定したものを作り続けることができるから。
確かに、生物学的にも女性の方が不安定要素は多いわけです。
では、家庭で毎日料亭のような一定の味の料理がでたらどうでしょう?
きっと飽きると思います。
そういう意味では女性の生物学的な不安定さ(と書いてしまうとマイナス要素に感じますが)が家庭の味には必要不可欠なのです。
最近ではお出汁もレトルト、インスタントが増えました。
かくいう、我が家もそうなのですが、出汁を取る大事さを思い起こしました。
自宅に帰ってほっこりするご飯を食べる、これって何より安心できますよね。
そんな家庭を築きたいな、と…未だに結婚してない私は色々なことを反省した訳です。
本日もお後がよろしいようで…
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