ゴールデンウィークなんてとっくに終わっていた、そんな5月19日です(;一ω一||)
最近は「ブログネタを探す」という視点が欠落していたので、ネタを増やすべく新しく「美術品とジュエリー」という項目を増やしました。
初回は即効ネタバレしそうな「ラファエロ」です。そう、聡明な方ならお気付きかと思いますが、この元ネタは「美の巨人たち」です(;・∀・)
普段、めったにテレビを観ない私ですが、母が「今日は世界不思議発見と美の巨人たちを観せないといけない!」と豪語しまして…観てよかったです。
世界不思議発見は「インド マハラジャ」でした。来年の独り社員旅行はインドへ行こう!と思っていることは言うまでもありませんヽ(´3`)ノ ですが、インドは危ない(`Д´)と、相方に言われまして既にダメ出しされてる私ですが、それくらいでは凹みません。
「インドでキャバクラ始めました(笑)」という四コマ漫画を思い出し、イケる(*゜∀゜)=3!! と思っています。来年はインドへ行こう!!ここで宣言したら行く方向へ持っていけるだろうという思惑満載であります。
http://morning.moae.jp/lineup/338
さて、本題のラファエロです。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/140517/index.html
こちらをご参照ください。
ラファエロ作「アテナの学堂」の中に描かれている女性はラファエロが特別な愛情を持っていた人ではないか?という説からお話は始まります。
ラファエロが描いた肖像画「ラ・フォルナリーナ」この女性ではないか。
腕輪には「Raphael Vrbinas」と記載があり、意味は「この女性はラファエロのもの」という意味だそうです。この女性はパン屋の娘でマルガリータである確率が高いそうです。当時ラファエロはパトロンである枢機卿の娘マリアと婚約する話が運んでおり、宮廷画家としてはバックは必要。また、パン屋の娘では分不相応であることから叶わぬ恋に身を焦がしました。
そんな彼女の左手の不思議な位置に何かが見えます。
そう、指輪です。実はこれ、解析をした結果に描かれていたことが分ったそうです。
この指輪はルビーで、当時は婚約の際にエメラルドの指輪を贈り、結婚の際にルビーの指輪を贈ったそうです。
つまり、これは結婚の証の指輪。そしてそれを後から塗りつぶしたという事実。
それだけこの恋はご法度だった、ということが手に取るように分かります。
また、絵の右下にある「E.I」非売品の意味があり、これは作者自らの筆跡とのこと。
最後まで手放さなかったために遺品に埋もれ、発見が遅れたとされるこの絵。絶対に他の人に渡したくないラファエロの気持ちが込められた肖像画です。
そうこうしている間に婚約者であるマリアは報われない愛への想いからか亡くなってしまいます。それがこの絵のモデルではないかという説があります。
作品の名前は「ラ・ヴェラータ」。
モデルは同一人物ではないか、という説もありますが、もう一説には別の女性説があります。
頭に小さく見える髪飾りはどちらも同じもので「人妻を意味するルビー・エメラルド・真珠」を装着してます。
これ、私には同じ女性には見え難い。
こちらの肖像画は、なんというか憂いを秘めているように見えて仕方がないことと、品格が違うといいましょうか、こちらの女性の方が気品に溢れているように思えます。そうなると別の女性説、パン屋の娘マルゲリータではなく、枢機卿の娘マリアではないかと。
彼の婚約者という立場ではあるのに、気持ちは他の女性にあるそんな切なさ。そして彼女を死なせてしまったラファエロの後悔の念が込められた肖像画。
かたや、愛してやまない人と結ばれなかった想いを肖像画に込めて、指輪も付けた。
マルゲリータの立場であれば、結ばれなかったとは言えどもラファエロの心は手に入れました。でも、マリアはとても悲しい結末だと言えます。
結果的にはラファエロは二人ともに不誠実だったと思ってしまうのは私だけでしょうか。
本当は肖像画に込めた愛を語ろうと思ったのに、ラファエロって酷い男だ(#゚Д゚) ゴルァ!! というオチになってしまい、ちょっと本末転倒です。
ラファエロの最期は結構酷いことが書いてありました。
そら、二人共に不誠実だったんだもの、安らかな死なんてないわよっっ m9っ`・ω・´)シャキーン
男性の方がいくらでもロマンチストだというオチで今回はおやすみなさいませ。
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