福岡宝石市場スタッフ・ブログ

2014年7月 7日 (月)

2014年社員旅行 1~宝石と美術品

7月初めのブログは初めての社員旅行です。

恥ずかしながらそもそもお勤めを始めてこのかた、社員旅行なぞに行ったことがないに等しいのです(;´∀`)

しかも弊社は店舗があります故に全員で旅行に行くことができませんので「独り社員旅行」でございます。

今回の目的として、たまたま行きたかった「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」これを見に行くこと。それから銀座のハイジュエリー店を見ること。

せっかくですので宿泊先は自分では泊ることができない高級ホテルに(゚∀゚)アヒャと、思って外資系を探しましたが(´;ω;`)ウッ…外資系なめてました、ごめんなさい。

そもそもリゾート系のホテルは1人で泊るにはコストパフォーマンスが非常に悪いということ。

そこで、立地条件から改装されて気になっていた東京ステーションホテルに決めました。創建当時からの建築様式も大変気になっていたので非常に良いタイミングで泊ることができました。

このようなプランの私のお一人様社員旅行が始まりますε=ε=ε=ヾ(´∀`*)ノ イッテキマース

7月1日 旅行初日

まずは、東京国立博物館から

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1647

Photogrid_1404661209625

東京国立博物館は上野公園に隣接されてあるんですねぇ。恥ずかしながら知りませんでした。

多いだろうと思っていましたが、想像をはるかに超えておりまして一般の展示は30分待ち。

今回の目玉、「翠玉白菜」は240分=4時間待ちでございました エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?

わたくしめの試練は始まったばかりでございます。兎にも角にもこれを見なければ社員旅行始まりませんので、腹を括り、並ぶことに致しました。(※画像左の真ん中参照のこと)

おひとり様のつらい所は並んでいても暇つぶしがないっっ!迂闊にスマフォを使おうものならば、バッテリー切れで画像が残せない。

致し方なく、色々と旅行プランを練り直したり、妄想していたり、そうすると前の方々のお話が耳に入って参りまして、そうしましたら大変面白い情報をいただけました。

この「台北 國立故宮博物院」企画当初は「國立」が入っていなかった為、大憤慨され開催できないという危機に立たされていた、という事実!!

そのおばさま、たいそうな台北ファンのようでしたょ ヮ(゚д゚)ォ!

ここに並んでいらっしゃる方々はご想像通り、ご年配の方々が多ございます。幸いにお天気でこれはちょっと熱中症の危機も感じられました ι(´Д`υ)アツィー

もちろん、その為の色々な対策がされておりました。テントとかテントとかテントとか…給水場所とか冷風機とか。その中でも展示の博物館とは違う施設の1階の中をわざと蛇行するコース。

この施設も素晴らしい建造物でした。(※右上とその隣と左下の画像を参照のこと)

ここは「表慶館」という建物で、1909年(明治42年)、東宮皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の成婚を祝う目的で開館したとそうです。博物館員の方が説明くださいました。大理石を用い、ドーム部分にはだまし絵の技法が用いられた素晴らしい壁画、なんとも言えない美しさがありました。

さて、そうこうしてやっと3時間30分頃に目的の特別展示室へ。

どうしてこのように時間が掛るのか、といいますと白菜の展示ケースを間近でぐるっと1周し、また遠巻きに見たい人は外側をぐるっとできますΣヽ(`д´;)ノ うおおおお!

Uid000067_20140428161310c603f959東京国立博物館 特別展「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」より

この間近でぐるっと1周は足を止めることはできませんが細部を見ることができ、キリギリスの立てている足の向こうとか、白菜の横のアングルとか、こんなに研磨されてニスを塗ったようにツルツルしているとか、色々感じることができました。

さて、この白菜ですが、そもそもの持ち主は「光緒帝の妃である瑾妃」だそうです。嫁いだ際に持ち込まれたもので「バッタ(いなご?)とキリギリスは多産の象徴で白い白菜の方は純潔の象徴とする説が有力」とのこと。嫁ぎ先の繁栄を願ってのことでしょう。

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画像ですが、下はお察しの通り展示会場で購入した「キティとコラボ」&白菜コレクションです。

上画像ですが、これは家族が本家本元の台北 國立故宮博物院ヘ行った際に買ってきてくれたものです。これがたまたま「瑾妃ちゃんと白菜ちゃん」だった訳です。左に持っているカードですがこれが全種類で、これが全て欲しくて再度家族が旅行に行った際にわざわざ頼んだのですが…もうありませんでした(´;ω;`)

今回の展示品にあったものは、カードの上、真ん中の人とキャラ。

これは「北宋の皇帝・徽宗も愛した青磁 青磁輪花碗(せいじりんかわん)」この器はほかよりもやはり美しい湾曲でした。微妙な色合いで翡翠のような色合いを愛してやまなかったようです。

上の右は「玉荷葉杯ちゃん」どなたがお持ちだったのかを調べましたが探し当てることができませんでした。これも素晴らしい彫刻で仕上がっており、これ本当に玉ですか?と驚くほどでした。

超絶技巧と呼ぶ理由が納得できる品々。

ほぼ4時間待ちの甲斐あってのこの感動はヒトシオ゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*

…台北に行って見たらいいやん、と家族に言われましたがいいのです(´;ω;`)ウッ…

一番見たい豚の角煮は九州国立博物館の特別展示です。これはこれで参りますが、やはり本場の台北も行こう!と決意するに至りました。

興奮し、4時間待ちにくたびれ果てておりましたが夜も東京の美しさに声を張り上げる私でした。

東京の知人連れられて、JR浜松町駅から徒歩で向かいました。

日の出桟橋から出ているシンフォニーという船に乗りましてナイトクルーズ(*´Д`*)

https://www.symphony-cruise.co.jp/crusing/map/index.html

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ちょうど夕方から夜になる絶妙のタイミングでした。

東京タワーはノスタルジックな色合いでそびえ立ち、その周りを取り囲むオフィスビル。香港の夜景は100万ドルといいますが、あれとは違うなんというかこうクールで計算されたようなビルの立ち方に大興奮 キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!

飛行機も着陸するためにどんどん降下してくるのです。飛行機の腹部分を見るなんてそうそうございません スゲェ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!

ちょうど、エイの裏側をみて「ニヤッ」と笑っているように見える口を見たときの気分に似ていました。

降下してくる飛行機のあまりの多さにも驚きました。美しい夜景にうっとり、ではなく連呼する言葉は全て「カッケエェェェェ」でした (;゚д゚)ァ....

1つ、気が付きましたが船というのは結構な速度で航行しておりまして、それに通常の風がプラスされますと恐ろしい強風に変化致します。あのタイタニックの名シーンなんざ怖くてできないわよっ、Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ ということでございます。

こうしてわたくしのお一人様社員旅行の1日目が幕を閉じました。

続きは、また明日。

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