みなさま、どうもこんばんは。
とうとう、月末の11月最終日にブログ更新をするという酷い結果になっている私です…(´;ω;`)ブワッ
も、もう、言い訳はしませんっ(´ε`;)
11月は観たい映画ラッシュでしたので、もうこの際だからまとめて観てしまえっm9っ`Д´) ビシッ!!
ってことで人生、生まれて初めての1日映画二本立て(同時上映とかじゃないですよ、もちろん)とかやってしまいましたょキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
はい、観たい映画ってなに?ですよね。
それは「エクスペンダブルス3」と「ドラキュラZERO」ですヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
最近は新しい映画の配信速度が早いので上映日数がどんどん短くなるんですよね…。まとめてみないと気が付いたらもう上映していない。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。ウァァァン なんてことが頻発しました。
さて、エクスペンダブルス3(以下エクスペ3)ですが、えーっと私は3作品の中では2が一番すきでしたね。※映画とジュエリー 3~エクスペンダブルズ1・2こちらをご参照ください。
YouTube: 映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』予告編
エクスぺ3はキャストも豪華でしたし、内容も面白かったのですけど、ちと登場人物多すぎ…感が否めませんでした。
ここまでキャスト増やすならミッキー・ロークもまた出してよぅ!とか、ハリソン・フォードが老けた!とか、でも流石大物俳優!美味しいとこ全部持ってくなっ!とか。そして、レギュラー俳優のドルフ・ラングレン演じるガンナー・ヤンセンに萌え死しそうになったりとヲタク腐女子化していたことは公然の秘密ですΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
さて、今回のお題は「ドラキュラZERO」の方です。
映画開始20分にして号泣する涙腺の緩みっぷりを全開にしました(付けまつげの片方が半分取れていたことは内緒です(;´Д`)アウ...)
何も知らない人から見ると「B級映画?」と思われそうですが、否!!!(#゚Д゚)ゴルァ!!
めちゃくちゃヒューマンドラマやん!こんな良い映画ないやん!!みんな観るべきだ!!!( ‘д‘)つ))`Д´)グリグリ と相変わらず独りで熱くなります。
※以下から映画のネタバレが含まれますのでご注意ください。
ドラキュラ=吸血鬼、というイメージですが吸血鬼は英語だとヴァンパイアです。ドラキュラとはあくまで固有名詞にすぎません。
ブラム・ストーカーの小説「ドラキュラ」で固有名詞というよりも、ヴァンパイア=ドラキュラという名詞になってしまったようです。湿布剤=サロンパスみたいな…www
で、そのドラキュラって誰よ?ですが、ルーマニアの実在の人物です。ヴラド・ツェペシュという方。
※Wikipedia ドラキュラより
ヴラド3世の父親ヴラド2世がドラクル(Dracul=竜公、または悪魔公)と呼ばれたことからドラキュラに変化したようです。
では、ツェペシュって何?ですが、これは姓ではなく、ルーマニア語で「串刺しにする者」を意味します。全ての敵、反逆者を串刺し刑にすることで君主の権威の絶対性と敵兵を串刺しにして晒し、戦意を失わせる為にそうとしたそうです。
まあ、これだけ書くとえらく怖い人やわーってなりそうですが、それは見る視点次第。三国志の曹操も他国から見た視点で描かれていますので、自国の視点で見ると英雄になるはずです。
ストーリーは自国のトランシルヴァニアを統治するヴラド3世。平和に見える中、オスマン帝国軍からの侵略を受けます。自国の民と家族を守るためにどうすればいいのか、葛藤する時間もなく、苦渋の選択を迫られます。民衆と愛する家族を守るため、彼は闇と契約をする…。
自らヴァンパイアになることを選択し、オスマン帝国軍に戦いを挑みます。
ところが、民衆の間では異常な力を手に入れたヴラドを悪魔だと罵り殺害しようとします。人のエゴ、感情が入り乱れるシーン。
ヴラドはもちろん殺害されることなく生きてます。(最愛の妻には既に事情を説明済み)
そして彼は叫びます「お前たちの為にこの力を手に入れたのに、何故こんな仕打ちを受けなけなければならない!!」
そうこうしている間にもオスマン帝国軍は攻め入ります。息子は連れ去られ、妻は瀕死の状態。
そして、死に間際の妻はヴラドにこう告げます「私はもう死ぬ。私の血を吸い、息子を救って…」
ヴラドは最後の究極の選択に迫られます。愛する妻も息子も民衆も失おうとしている。瀕死の妻が放つ言葉と悲しみを胸にヴラドは愛する妻の血を吸い、完全なるヴァンパイアに変化し、オスマン帝国の軍を全て倒し、オスマン帝国皇帝のメフメト2世と対決します。
メフメト2世はヴラドの納めたヴラド・ツェペシュの印がある銀貨を部屋中に散りばめています。悪魔は銀に弱いことを知っての策。銀貨が降り注ぐ中、最後の戦いを繰り広げ、ヴラドはメフメトに勝ちます。
…はい、今日のお題は「銀=シルバー」でございます。
一般的にドラキュラさんの弱点は十字架とニンニクと銀、ってことになっておりまして、何故に銀なのかを調べてみると銀には高い殺菌作用があり、ヒ素化合物の1つである硫化ヒ素(具体的には雄黄・雌黄など)と反応して黒変する性質がある。(※Wikipediaより)だからのようですね。
一般的にシルバージュエリーに使用されているシルバーは「スターリングシルバーと呼ばれる925」です。
この925とは1000分の925が銀、残りの75には主に銅が使われています。たまにアルミニウムが使用されることもあるそうです。
よく聞くのが「シルバーだと金属アレルギーになる」です。
このアレルギーですが、銅が合金のスターリングシルバーであればアレルギーは出にくいのですが(※絶対に出ない保証はありません。あしからず)安価なシルバー製品のスターリングシルバーは合金にニッケルを使用することが多いようです。
このニッケル、意外に曲者なのです。
ニッケルはアクセサリーに用いられる金属の中で最も金属アレルギーの原因になりやすいようです。ニッケルは白銀色の光沢があり、加工しやすく錆びにくい性質を持っています。更に安価であることからさまざまな金属製品に使用されています。しかし、汗に含まれる塩素イオンの作用で溶け出しやすいという性質を持っています。
女性の下着、ブラジャーのワイヤーや安価なメッキのアクセサリーには使用されている率が高いため、汗をかきやすい首元などは皮膚も薄いためにアレルギーとして出る可能性が非常に高いのです。
ですので、「安価なシルバー全部が悪い」というわけではありませんが、安いなりの理由もあり、高いものにもそれなりの理由がある、ということになりますね。
地元の百貨店のシルバージュエリー屋さんを見ていた時に外国のお客様が「このシルバーは何を混ぜているのか?コッパー?」と仕切りに聞いていたことを思い出しました。
コッパー=銅、やはりシルバーの合金をかなり気にされていたのだと考えられます。
「シルバーでアレルギー反応がでた!」と仰る方は恐らくですが、このニッケルに反応している可能性が高いので病院でパッチテストを受診されることをお勧め致します。
首元はチェーンの形状で擦れる可能性も考えられます。シルバージュエリーは宝飾ジュエリーと違い、味があり、デザインも豊富でブランドも個性的なものが沢山あります。
私もとても好きなジュエリーの1つです。せっかくのシルバージュエリーをアレルギーで諦めるのも悲しい話なので何かの映画にかけて、シルバーのアレルギーについてお話しようとずっと思ってました。少しでも参考にしていただけると幸いです。
さて、映画のお話に戻ります。
オスマン軍を制圧し、陽の光を浴びて自らも命を絶とうとしますが、それを助けるキーマンが登場します。(強いて言うなら、せむし男のようなキャラでしょうか)
永遠に生き続けなけらばならない宿命を背負い、現代に生きるヴラドがビル街で亡き妻の生まれ変わりと遭遇します。
そんなハッピーエンドに見えるけど、実はまだ続きがあるブラックユーモアなシーンで幕を下ろします。
この映画、なぜヴラドがヴァンパイアになることを選んだのか、というところに焦点が置かれてます。
自分が同じ立場ならば迷わずヴラドと同じ選択をするだろう。愛する人を守りたい、守れる力を手に入れる為なら神にすら背を向ける。闇の力がいけないと分かっていても手に入れざるを得ない。その葛藤に涙が止まりませんでした。
そして愛する妻の言葉がどれだけヴラドに酷なものか、それが同じ女性だから理解できるのかもしれません。これは女性の持つエゴの部分なのか?と思いもしました。
人はどれだけでも脆く、弱い生き物なのかと思い知らされますが、それが人たる所以なのだろうと感じます。
闇の力の部分は架空のものではありますが、おとぎ話でもなく、架空の人物ではない、独りの王・父親・夫の視点でこの映画を観て欲しいと思います。
コメント