カルティエブティックに行った際に面白そうな本が置いてありました。
タイトルの通り、カルティエを愛した格別な審美眼をもつ女性たちの比類なき人生が語られています。また、同時にカルティエの歴史をもひもとく構成となってりとても面白い内容でしたのでご紹介したいと思います。
・モナコ大公からグレース公妃へのカルティエの婚約指輪
・息子を失い、7回も結婚をしたが夫を失ったバーバラ・ハットンが自分の分身のように魂を宿していた数々のカルティエジュエリー。
・ヨーロッパではロイヤルウエディングにかかせないティアラをカルティエに製作依頼した王侯貴族たち。
外見は同じものでも、ジュエリーそれぞれに命が宿り、物語があり、意味があり...。
つくづくジュエリーは奥深く面白いと感じます。是非読んでみてください。
-この本のあとがきより-
ジュエリーには何ものにも屈しない不変の毅然とした輝きがあり、それを製作した人が去り、
そしてまた、それを愛用していた人が去りゆくとも、多くを語り続ける。
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