ご無沙汰しております。
しばらくブログを更新していない間に夏が過ぎてしまいました。
当店では新しくメンバーが加わり、更にパワーアップしております。
さて、今回は榮太郎飴についてご紹介したいと思います。
当店にご来店いただいたお客様はご存じかと思いますが、当店では有機栽培のルイボスティーと榮太郎飴で「お・も・て・な・し」いたしております。
その榮太郎飴、お客様といつも話題になるのが「梅ぼ志飴」。
「梅ぼ志」と書かれているので、さぞや酸っぱい飴なのかと思いきや…。
思っていた味と違うと皆さん口を揃えておっしゃるのですが、その先は、ネタばらしになってしまうので書かずにおきます。
召し上がってからのお楽しみということで。
実はこの「梅ぼ志飴」、飴が作られる段階で固まりきらない紅色の飴を鋏で切り、指でつまんだ三角の形が梅干しに似ていることから、洒落好きの江戸っ子たちが「梅ぼ志飴」と名付けたのが始まりなんです。
特徴的な形は、飴をかみ砕いたときに切り口が口の中を傷つけないよう配慮されており、飴の欠けを防ぐよう工夫されています。
また、いくつ舐めても口の中が荒れないのは、砂糖純度が高い証拠。
化粧品の乏しい明治・大正の頃、上方の芸妓・舞妓たちが、この「梅ぼ志飴」を唇に塗ってから口紅をつけると口唇が荒れず紅に照りが出るからと東京土産にしたと言われています。
江戸時代からの製法を受け継ぎ、長く愛されている榮太郎飴は、5年前に無香料・無着色のフルーツキャンディ「果汁飴」も発売され、当店にご来店いただいたお客様にも大人気です。
最近は、当店でお出しする榮太郎飴の種類に「紅茶飴」「バニラミルク飴」も加わりました。
ぜひ一度ご賞味くださいませ。