福岡宝石市場スタッフ・ブログ

2015年6月21日 (日)

2015年社員旅行 ~台北 宝石と美術品とうまいもの

年末に公言しました通り、今年の社員旅行は台北へ行って参りましたヾ(*´∀`*)ノキャッキャ

今回は友人2名、バーレスクダンスのチームメンバーが同行。価値観が同じ人たちとの旅行は楽しいですね♪

台北2泊3日の弾丸ツアーレポートを始めたいと思います。

6月は台北も雨なので心配でしたが、天気予報によるとどうやら雨には遭遇しないようでした。ただし、出発当日は久留米土砂降り(´;ω;`)ブワッ 空港までの高速バスが15分も遅れるというところから、些か雲行きの怪しい出発…

無事に飛行機に乗り込み出発を待つこと30分…30分???遅れてる(# ゚Д゚) 国内線が定刻時刻に出発するこの優秀さに感心する気持ちに見舞われました。

…白状しますが、飛行機に乗るまで台湾がどこにあるか把握してなかった、四十路の私です(ノ´∀`*)タハー

いやー沖縄より下なんですね、南なんですね、そら暑い!!暑いにきまってる!暑さを舐めてましたごめんなさい。

今回の台北ツアーは完全フリーで飛行機もホテルも予約しました。ツアーにしてしまうと拘束時間が増えるためです。台北を満喫した伯母の手ほどきのおかげです。

飛行機はチャイナエアライン。ホテルはシティスイーツ (台北城市商旅 南西館)

こちら、3人で2泊3日で39,000円でございました。非常にスタイリッシュなお部屋の作りで、朝食もビュッフェ形式ですが種類も多すぎず、程よく迷う種類。ホテルの方も日本語が通じるので安心。特に名物ホテルマン?の「マイケルさん」は日本語が堪能で旅行客を満足させる案内をしてくださいます。かくいう伯母も、この人に美味しいお店やマッサージ店を紹介してもらったそうです。

空港からは往復のタクシーを台北ナビこちらから予約しました。

空港からの移動は高速バス等ありますが、人数が3名であればタクシーを予約している方が時間も有効活用できます。タクシーも高級セダンがやってきますので乗り心地も抜群でした。

台北市内の移動はタクシーを使用。

タクシーも初乗りが安いので2名以上の移動は便利です。日本語は通じませんが、ホテルに戻るためのホテルの名前と住所記載のカードをもらっておけば帰りは安心ですし、ホテルから乗り込む時もベルボーイさんが運転手さんに行き先を伝えてくれます。後はガイドブックを見せると、大抵通じるので途中でタクシーを拾っても移動が簡単でした。

台北の人々は親日家で本当にみなさん優しい方ばかりです。日本人とわかると案内してくださったり、料理店でもあれも食べたらいいよ、と注文してくださったり(*´∀`*)アッタカーイ

換金についてですが、後からわかったことは空港内の両替所でする方が手数料が一番安いとのこと。空港内の手数料は一律30元。他は銀行によって手数料が違うため、台北に行かれる際の換金はまとめて空港内でなさることをお薦めいたします。

豪華タクシーでホテル到着後、待望の故宮博物院へ

故宮博物院

…(;゚Д゚) なに、この人の多さ…芋を洗うように多い、とはまさにこのこと。どうやら中国人の規制を緩和したとのことで、どこもかしこも中国人だらけ。ゆっくり見れるどころの騒ぎじゃない!!

とりあえず、目的の肉片を…(ヽ´ω`)ココモナランデル

去年の東京ほどではないので直ぐに見ることができましたが、勝手に妄想しすぎていたのか、ツヤ感はなくなっており、ちょっとマットな質感でした。しかし、これ毛穴?みたいなところとか、メノウの層になっているところとか、よーできとるな、とやっぱり感心。

ガン見していると「Don't stop」あ、そうなのね、止まっちゃダメなのね…( TДT)

そもそも、この肉片をなぜ作ろうと思ったのか、そこが一番気になるポイントでありました。

建物は3階構造、広い展示室が個々に分かれています。来館前に事前リサーチなさった方が楽しめるかもしれません。…ちなみに私はリサーチ不足でした。

東京で見たものは代表的な一部、ということを目の当たりにします。特に私の好きな装飾品はこちらに来なければ見ることはできないでしょう。

エメラルドやルビーを散りばめた懐中時計やピアス、リングの中にひと際目立つ、中国ならではの「指甲套」と呼ばれる指先につける装飾品が目立ちました。映画のラストエンペラーの西太后が装着しており、京劇などではよく見るものです。

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※中國通史文物數據管理より

この指甲套の装飾が素晴らしかった!!!この時代のものなので天然の真珠と思われるものが施してあったり、まざまな宝石が散りばめてありました。

指甲套を調べますと、清朝の貴族階級の女性が身を飾ると共に、長い爪を保護する為の実用性を兼ねた装飾品と記載がありました。

中国では紀元前3000年前からネイルケアの習慣があり、古来より指先を美しく保つことへの関心が高かったそうです。紀元前600年ごろには蜜蝋や卵白などを使用し緊迫を張るような技術もあり、絶世の美女の楊貴妃は爪を好んで染めていたそう。また、「爪を伸ばす」という習慣は「爪が伸びている=労働階級ではない」という身分の表現方法だったそうです。これには納得。伸ばす爪は主に小指と薬指で8cmにもなる人もいたとか。それを守るためにできたのがこの指甲套です。

「西太后は爪が長く、さらにその上に指甲套も装着していたので当時の外国の外交官は握手するときに大変痛い思いをしたそうです」…そらそうだわね、想像するだけで痛いですわ(´Д⊂ヽ

さて、ここで一番メインの玉ですが、なぜ玉が珍重されているのかというと「遙か七、八千年前、中国の大地で生活を営んでいた先人たちは、土を掘り、木を伐採するなどの生活経験の中から、「玉」が「美しく不朽」の石であることを知りました。玉は、触れると冷たく硬い質感がありますが、見つめているとその美しさと温潤なイメージが伝わってきます。この世で玉ほど歳月の洗礼を受けた物質はなく、また玉ほど中国人に濃厚な情感と奥深い理念を抱かせた物質もありません。」と故宮博物院の資料に記載がありました。

「美しく不朽」、この言葉にたくさんの想いを感じ取ることができます。

とにかく全ての品物に言えることは「繊細」この時代には機械が存在しません。全て人の手による加工、その技術は一見の価値がありました。

人ゴミに揉まれまくりながら、ひとしきり見た後はタクシーで忠烈祠へ。

こちらは、辛亥革命(中華民国開国革命といわれる)や抗日戦争などで国のためになくなった英霊が祭られているところです。

この門と慰霊を守っている2名の衛兵の交代式が非常に素晴らしいため、見学のルートになっています。微動だにせず立ち、そっから一糸乱れぬ動きでの交代式。これは感極まります。

詳細はこちらをご覧ください。忠烈祠

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※上部は故宮博物院、真ん中の左の門、こちらの左右に立っている人は人形ではなくて人間です!そして左下の石畳に茶色の直線ができてますが、これは交代の際にできた跡のようですね。

見学している私たちはそれだけで汗だくなのに、ずっと立ちつくしている衛兵さんは制服、もっと暑いはず…参りました。

こちらの後は千と千尋の神隠しのモデルとなった九份へ。こちらは海の見える山側なので結構な距離ですが、そちらもタクシーで往復契約をお願いして一気に進みます。(タクシーで爆睡していたのは公然の秘密です(´ε`;))

そしてこちらは観光スポットなのでやっぱり人が多い。狭くて起伏の激しい道なので歩きやすい靴でないと転がる勢いです。

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本来は夜になってからの方が雰囲気が出るのですが、時間の関係で夕方の撮影。それでもそれなりの雰囲気になりました。画像にはあげていませんが、夕日が落ちてからでも十分雰囲気を堪能することができました。本当の夜景はこんな感じです。

この九份は雨が多い土地なのですが、まったく降る気配もない!いやーラッキー☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ タクシーの運転手さんからも「お客さんラッキー」を連呼されました。

この阿妹茶酒館が千と千尋のモデルとなったお店です。温かいお茶をいただきたかったのですが、うだるような暑さに冷たいお茶に。普通はポットでお代わりとかできないと思いましたが、ポットに3杯も足してくれました。日本だとあり得ない。

夜になる前にホテルへ帰宅し、地元の定食屋さんでルーロー飯に舌鼓を打ち、足マッサージで悶絶し、初日を終了。

二日目はメインイベントの変身写真へ向かいました。こちらも予約マストでございます。

夢工場魔法写真館

いやー夢のような世界でございまして、カメラマン撮影以外で好き勝手に撮影していい、とミラクルなことを言われましたので撮りまくりましたが、あえてその写真はアップしません…大変な自体になりますもんでアタヽ(д`ヽ彡ノ´д)ノフタ

そのあとは夢の鼎泰豊(本店)

いやー、博多阪急にも入りましたけど、やはり本場で食べるには敵いません。一人20個は軽くいけます。

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あと!あとは台北と言えば、これでしょう!マンゴーかき氷!!キャッキャ(*´∀`) (´∀`*)ウフフ

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いろいろなかき氷屋さんをめぐりたかったのですが、時間の都合であまりまわれませんでした(´;ω;`)

台北のスイーツはこちらから

夕食はちょっとセレブなイタリアンへでかけました。出かけましたが、これまた馬鹿な写真しかないのであえてアップしません。

Deja Vu 音樂魔幻餐廳

こちらはオーナーの趣味で作られたところで、お店の中にバットモービルがあったり、トリックアートがあったり、ピアノの生演奏が行われていたりと好きなものがごった煮状態ですが、優雅な気分にさせてくれます。

この後は約束の占いに行きまして、2日目が終了。

3日目はお約束の台湾シャンプーへ。髪を立てられるお約束の画像と一番心配なブローは昭和感満載…m9(^Д^)プギャー サービスで前髪まで切られましたょ…。

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お迎えの時間まではホテル近くの迪化街にある縁結びの神様 月下老人様

こちらでは縁結びのほかに金運、家内安全も祈願できます。もちろんやってきました。

この迪化街ですが、乾物、高級食材、漢方薬、そして布の卸し屋さんが並んでおり面白いところです。こちらでお土産を買いひとしきりお買い物終了です。

お薦めの乾物はもちろんカラスミでしたが、意外性のあるものはシイタケの乾物!スナック菓子のようで美味しかったです。

時間の限られた大人の女たちはタクシーを駆使し、台北の重要観光ポイントをまわり終えました。しかし弾丸過ぎて、一人四十路の私は飛行機の搭乗手続きを終わらせるなり一人沈没。若干、熱中症にもなりかけた疲れが出たのか、空港でご飯という二人に「私は荷物見てるから二人でいってら~」と弱々しく待合室に着席。帰りの飛行機も少し遅れましたが無事に帰国することができました。

初めての女子3人旅。私のミッションにも付き合ってくれた友人2名と、楽しい旅行の機会をくださった会社に最大の感謝をこめて、今年の旅行レポートを終わります。

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