みなさま、先月は私のパソコン不調でブログを途中終了するという事態になり、誠に申し訳ございません。
メンテナンスを行い、少しだけマシになりましたので続きを記載したいと思います。もうしばらくエメラルドにお付き合いくださいませ。
では肝心の画像です。
コロンビア産とザンビア産のエメラルドの違いはこちらの画像をご覧ください。
※SUWA 宝石辞典 宝石2 より
画像だと微妙な違いが分かりづらいかもしれません。諏訪さんの著書に掲載されている宝石の画像は非常に分かりやすく、いつも参考にさせてもらってます。そして掲載されている宝石自体が素晴らしい・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・
コロンビア産は若草色といいましょうか、5月の新緑を彷彿とさせる緑。ザンビア産は青みの強い緑。こうやって比べるとそれぞれの良さがあります。
前に述べましたが、ザンビア産のエメラルドは内包物が少ないものが多い。そのため無処理のものもありますが、コロンビア産は内包物が多いため、オイル処理は必須です。となると、コロンビア産の無処理は非常に稀であります。
内包物でいうと、コロンビア産の特徴的な内包物は「三相インクルージョン」と言われる、液体の中に個体と気体が入っている特徴的なものがあります。ザンビア産のものは「角型二相」といわれる内包物が入ってます。三相の四角の個体は塩分なので、「ここは昔海だったんだよ」と聞かされました。…今となってはそれが本当なのか気になるので次回の勉強会の時に真相を確認したいと思います!
今年に入り、コロンビア産の無処理をよく見かけるようになりましたが、内包物が少なく色味が薄いものが大半です。そうなるとオイル処理をしている濃いものがいいなー、と私は思うのであります。
先日の自社勉強会にて、「エメラルドの処理について」の最新情報を入手しました。それを考慮すると、コロンビア産のエメラルドの美しさを再認識するわけです。
今までの人生の中で、本来のコロンビア産エメラルドを見たことがなかった私はザンビア産のエメラルドの方が好きでしたが、今ではすっかりコロンビア産エメラルドの虜です゚・*:.。..。.:*・゜(*´∀`)。. .。.:*・゜゚・*ポワワワァァン
「やっぱり買うなら コ ロ ン ビ ア 産」
いや、ザンビア産が嫌いなわけではないです。予算の都合が許すならどちらも欲しい…
飽くなき物欲との戦いが始まる私でありました(;´Д`)ハァ…
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