福岡宝石市場スタッフ・ブログ

2015年9月27日 (日)

誕生石と産地と私 3~9月サファイア

思い立った時にしか書かない、誕生石と産地と私です(;´∀`)

そして先に謝罪いたします。

とうとう、とうとう私の自宅PCが画像のダウンロードすらできないという症状に見舞われました。そのため、画像の挿入ができておりません。いったん文章のみ記載し、後ほど別のところで画像を挿入いたします。

文字満載で読み辛いかと思いますが、どうぞお許しくだしさいませ。

そして相変わらずのギリギリ更新です。ん?でもまだギリ月末ぢゃないyoとお思いでしょう?
そうです、わたくしめ月曜から出張なのでありますщ(゚д゚щ)カモーン
なのであわてて今書いているのであります。

今回はどうしよーかなー-y( ´Д`)。oO○と思っていましたけど、やっぱりこれっしょ、今でしょm9( ゚д゚)ビシッ!!
その今でしょは、今月の誕生石と英国!!!
そう、私はいま英国萌えなのでございますァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

まずはなぜか、から語る必要がございましょう…(いや要らね(・A・)とか言わないで)それは先週末に映画を2本見に行きました。
それはキングスマンとピクセル。


YouTube: 映画『キングスマン』予告編

キングスマンの舞台が英国でして、いやーもーコリン・ファース演じるハリー・ハート エージェントがカッコよすぎて悶絶死するかと思いました。これ以上語るとめんどくさい極みなのでもう止めます。゚(゚´Д`゚)゚。

それ以外でも音楽も洋服も基本は英国、UK好きなのであります。

そんなこんなの英国萌えに続いての今月の誕生石がサファイア。どういうわけか私が所有している宝石の中で群を抜いてお高いものがサファイアなんです。
今思えば、小さいころから「青」が好きでしたから深層心理では「青」を欲しているのかもしれません。
そんな私の話は置いておいて、なんで英国とサファイアですのん?とお思いになるかと思うのでサファイアの話に移ります。

サファイア、和名は「蒼(青)玉」。

硬度はダイヤモンドを10とするとそのあとに続く硬度9。

サファイアの鉱物名は「コランダム」。コランダムの赤いものを「ルビー」と呼び、赤くなる理由は不純物質である「クロム」を含むからです。

それ以外のものは全てサファイアです。この色因は「鉄とチタン」。

語源は「青色」を意味するラテン語の「sapphirus」とギリシャ語の「sappheiros」に由来するそうですが、ほとんど読み方変わらない気がしますね。この語源からすると、サファイアはやっぱり青いもののみをさ指したいところですが、そこを突っ込むのは止めにします。とりとめがなくなりそう…。

一般的に青いものがサファイアと思われがちですが(上記の語源からするとあながち間違いではない)それはブルーサファイアで、ピンクもイエローもグリーンもあります。そう考えるとかなりのカラーバリエーションがありますね。

今回はブルーサファイアのみに特化することにします。
産地はビルマ(あえてミャンマーとは記載しません)、カシミール地方、スリランカ、マダガスカル、オーストラリア、といったところです。

スリランカ産の特徴は大きさと淡い青色。
オーストラリア産はインクブルーと言われる、一見黒に見えるが透かして見ると藍色のような青色。
カシミール産はベルベットを思わせるような質感。

…ベルベットのような質感、と書きながら意味が分からなくなってきました。

えっと、私も十数年前にグベリンの鑑別所付きのカシミールサファイアを見たっきりで記憶が薄いのです。
カシミールサファイアはコーンフラワーと言われる特殊な色でコーンフラワーは「矢車菊」のこと。このお花をみると青というよりも?と思えますが、あさぎ色と言われるとなんとなく雰囲気は分かるような気がします。
カシミールのブルーは独特の柔らかな青色を持っている、ということです。

さて、ここに記載していないビルマ産です。

このビルマ産ですがなんとも表現しにくい艶とテリを持ってます。もっとも評価されるルビーがビルマ産であるように、やはりビルマ産のサファイアは美しい。なんというか、しっとりとした艶のある意味深なブルーと言いましょうか。とてつもなく美しいのです!!!

そこに比べて、負けないほどの抜群のテリ感を出すのがマダガスカル産!不思議なと言いましょうか、今までに見たことがないような雰囲気を持ってます。

予断ですがマダガスカル産のサファイアが出た当時は、ベリリウム拡散といわれる処理を施したパパラチアサファイアが出回ったものが最初でしたから正直良い印象はありませんでした。今は様々な美しい石を産出する新しい国として評価されて来てます。

今まで述べた色の外観特徴以外に内包物も産地によってそれぞれの特徴を含んでいます。

スリランカ産は長い針状の内包物を含み、ビルマ産は短い針状の内包物を含みます。マダガスカル産はと言いますと、今まで見たことがない内包物が多いです。もしくはいろいろな産地の内包物がごった煮されています。

それを踏まえた上でここに記載している産地別の色の違いは、今まで社内で行われる月一で勉強した際に感じた私の見解です。

地図を見るとやはり元は繋がってた土地だもんねぇ、と納得するところ。

サファイアの最高に良い色は「ロイヤルブルー」と呼ばれます。このロイヤルブルーですが、ブログを書きながら色々調べるうちに初めて知ったことがありました。それはですね、これです。

「日本と海外の鑑別機関におけるロイヤルブルーカラー記載の扱い」
日本の鑑別書はミャンマー産と確定した上で、ある一定の色でなければロイヤルブルーと記載できない。海外の鑑別書は産地の特定はなく、一定の色でロイヤルブルー記載が可能。もともとロイヤルブルーカラー自体イギリスの王室がミャンマー産サファイアに与えた色の為、日本の鑑別業界はそれを守っている、との記載。※ウィキペディアより

工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

びっくりです。
いやー日本も良い意味で頑なやな、と。
ロイヤルブルーは古代ローマ帝政時代から高貴な色の象徴とされた紫みの鮮やかな青色でキングスブルーとも言われるそうです。

そうです、キングスマンですyo!キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!

ウィリアム王子がキャサリン妃に、亡き母ダイアナ妃のブルーサファイアを送ってますし(´∀`*)ウフフ

ブルーサファイアと英国は切っても切り離せないものなのですね!

そしてやっぱりビルマ産のサファイアは美しいってこと!

何しろ英国王室が認めた美しい青色ですよ!キャッキャ(*´∀`) (´∀`*)ウフフ

ビルマというところはなんと素晴らし宝石を産出するお国なのだ、と本当にため息が出ます。

上を見ればきりがありませんが、負けずにマダガスカルも良い色のサファイアを産出します。ちなみに私が持っているサファイアはマダガスカル産です。

最終的には自分が気に入ったものが一番アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!好きってことでいいと思います。

…でもあわよくば、ビルマ産のブルーサファイアも欲しいのであります。

これで私の来年の社員旅行は「英国」になりつつあることは明白ですね…((ΦωΦ))

さて、画像が一枚も無くて非常につまらなかった、分かりづらかったと思いますが、近々挿入しますのでしばしお待ちくださいませ。

今回のブルーサファイアは私の勝手な思惑だけで走り去った感が否めませんが、画像を入れたらそれなりに納得いただけるかと思っています。

それまでお待ちくださいませ~|Д´)ノ 》 ジャ、マタ

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