皆様こんばんは(´・ω・`)10月31日、
そして今回は完全に月が終わることを忘れておりましたΣ(´∀`
PCはゴリゴリと音をたて、ネット接続もままならぬ…(´;ω;
そんな中、ちょうどブログのネタにぴったり!!
でも、私の持っている資格GIAでは鉱物学の部分はあまり深く習いませんで、
ですので、元素記号とか化学組成とか結晶形が三方晶系で…
さて、H様から聞いたお話を基に、今月の誕生石10月はトルマリン、
宝石名: トルマリン (和名:電気石)
鉱物名: トルマリン Tourmaline
トルマリンの化学組成はかなり複雑で種類によって微妙に異なりま
パライバトルマリン/pariba tourmaline
和名:藍玉
含銅リチア電気石
Na(Al1.5,Li1.5)Al6(BO3)3[
既に化学組成が全く分かりません(´;ω;`)ウッ…
トルマリンの語源はセイロン島の現地語であるシンハラ語の「トルマリ」ですが、これはもともとイエロージリコンとトルマリンが混合した石を呼ぶときに使われていたはずが、誤ってトルマリンのみに使用されるようになった(ウィキペディアより)
…イエロージルコンとトルマリンの混合石って何?そこは今度調べます。
パライバトルマリンは1987年エイトール・バルボーサがブラジルのパライバ州キャンピナ・グランデの小さなペグマタイトで、非常に鮮やかな青色のトルマリンを発見する。非常に小さな石しか産出されず、すぐに採れなくなり非常に希少価値の高い宝石になったとのこと。
私が鑑別機関に居た時は小さなパライバしかみたことがなかったように思います。今はびっくりするほど大きなものが出てきていますが、それはうすーい水色のアフリカ産ですね。
このエイトールさんが発見したトルマリンは「エイトリータ」はまたの名をオールドネオンと呼ばれ、見た目はタンザナイトのような色合いのものだそうです。
このエイトリータとオールドネオン、恥ずかしながら全く知りませんでした。H様が教えてくださいました。
パライバトルマリンの国際定義は「銅及びマンガンを含有するエルバイト・トルマリン」とのことですが、日本は少し違うようです。それをH様から伺い、それも初めて知りました。
鉱物学、ミネラルを知っている方々からするとエルバイトとリディコタイトはトルマリンの中でも種類がちがうものであるのにそれもパライバとするとは不可解である、と言われれてあーなるほどと。
さて、パライバトルマリン特有のネオンカラーの起因は銅。
そして調べれば調べるほどよくわからなくなってきました…
ある文献には「酸化クロムと銅によるもので、酸化クロムが強い場合は緑が、銅が優勢だとブルー系の色味になる」とあり、別の著作には「成分中に約2.4%含まれる銅イオンに起因すルと考えられており、銅イオンがトルマリンの色に影響している唯一の事例で、普通青いトルマリンはマンガンイオンによって発色するのが一般的だという。マンガンによる青は、熱処理を受けると褪色する傾向があるが、銅による発色は熱処理後もその鮮やかさが保たれる」。

銅が重要なことはよくわかるとして、酸化クロムとマンガンって出てきてる!!なんだかよくわからない。どっちがなんなのかわからない!あ?通常の青いトルマリンはマンガン起因で、熱処理されると褪色するけど、銅だと熱処理されても鮮やかさが残っている、ということですかね。なんとなくやっとわかった。
それでですね、リディコタイトですけどこれは1977年、マダガスカルで産出したリチア電気石を調べるとナトリウムが少なく、カルシウムが多いものが発見されそれを見つけたリディコート博士の名前に由来します。
あれ?リディコート博士?
あれれ?宝石学の父とも慕われた、リチャード T.リディコート氏。
あ!!!GIAの学長様(;´Д`)す、すみません、ピンとこなくて。
ということは、リディコタイトはマダガスカル産のものだからブラジルのパライバ州で採れたものではない。でもそれもある一定の成分が検出されたらパライバになってる、ってことですかね?
これだけ化学組成が微妙に違うトルマリンを区別するのに一緒くたになってるってこと。
最近はアフリカ産の様々な石が産出されています。独特の色合いでとても美しいものがあります。そもそもは地繋がりだから、産出されてもおかしくないのです。
ただ、ミネラルの方々から言わせると、どれもこれもパライバってなに?と思うのだと。あーなるほど。それは私も理解できます。
たまたまご来店いただいたH様に沢山の鉱物名と知識をいただきまして、ブログにしましたが、調べれば調べるほど知識不足で意味不明…。
トルマリン、調べる時間が不足してます。この回、もう少し掘り下げてみることにします。
今日のブログは私の頭がパンクしたのでこれにて。
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