福岡宝石市場スタッフ・ブログ

2015年11月 9日 (月)

芸術の秋

福岡市美術館に世界に3個しかないとされる国宝「曜変天目茶碗」を観に行ってきました。

窯の中で人知を超えた何かが起こった時のみ生まれる奇蹟の青の茶碗

漆黒に映える美しい青は、まるで、美しい宇宙空間のようでした。

ジュエリーでは、1点、飛鳥~古墳時代の勾玉の展示があり、Eの字の形をした勾玉、棗(なつめ)の形をした棗玉がありました。状態もよく、とても大きなものでした。

明治期の実業家、藤田傳三郎氏によって、廃仏毀釈や海外流出の危惧から私財を投じ保護された、日本の美術、茶道具、仏教美術、など見ることができます。

私財を投じて文化保護活動をされ、こうして観ることができているんだなと思うととても感慨深いです。

寒暖差が激しく体調が優れないことも多いですが、芸術の秋を楽しむことができてよかったです。