福岡宝石市場スタッフ・ブログ

2017年1月31日 (火)

働くということ、労働力の価値とは

明けましておめでとうございます、と今頃のご挨拶で申し訳ございません
(m´・ω・`)m ゴメン…

先月申し上げた通り、弊社リニューアルサイトには「宝石をもっと楽しむWebマガジン 福岡宝石市場Plus」が開設されました。

ご覧いただけると幸いでございます。
こちらで宝石の知識を大放出中。そのネタ保存のためこちらのブログでは宝石ネタを封印しているところでございます。

ですので今月からは時事と無駄知識系の内容ばかりになるかと思いますが何とぞご了承くださいませ。

で、今月は「働くということ、労働力の価値とは」について書きたいと思います。

そもそもなぜこれなの?と言いますと、この記事を見たからです。
高クラス労働者と、低クラス労働者のちがいを6段階で説明

労働力の価値は何をもって決めるのか、それは年収であり、その年収の基準は「企業の事業にどれだけ貢献できたかの実績によって決まる」とされていました。
それを6段階に分けると以下のようになっていました。詳細はURLをご覧ください。

1)自らが責任者となって事業を生み出したことがある
経営者クラス(目安:年収3000万円~青天井)

2)事業の責任者をやり、事業計画を完遂したことがある
部門長クラス(目安:年収1500万円~3000万円

3)部署の目標達成のための手段を考えて達成したことがある
課長クラス(目安:年収750万円~1500万円)

4)自ら工夫して仕事ができる
成績のよい社員クラス(目安:年収500万円~750万円)

5)指示があれば仕事をやることができる
普通の社員クラス(目安:年収350万円~500万円)

6)監視の下で仕事ができる
若手社員クラス(目安:年収~350万円)

とても分かりやすい目安だと思いました。
自分の年収と行っている業務を照らし合わせると納得がいきます。

昨日も友人とランチをしながら近況報告をしていると「若手の辛抱の無さ、入ったばかりで会社に育てて貰っているのに自己主張だけ一人前なことを言う」と激怒していました。
私も同感です。

入社仕立ての頃はもちろん1人で仕事はできませんし、させられませんから諸先輩のフォローや上司の確認が必要です。
一年経ってやっと仕事を覚え、二年目でなんとか確認が離れる、三年目でやっと独り立ち。そして初めて会社に貢献できるようになるのがセオリー。
会社に育てて貰っている、もちろんお給料は出ますがそれは周りの諸先輩や上司が仕事をしてくれているのです。
己が1人でやっているのではないのです。
それを知らず、分からず自己主張だけする。なんとも愚の骨頂だと思えるのです。

「石の上にも三年」本当に使い物になるのは三年目から。
古い考え方かもしれませんが、時代が変わっても決して変わらないと思っています。
直ぐに「向かない」と思うこと、それは単に辛抱が足りないと私は思うのです。
「仕事が向かないから辞める」では何をやっても続かないでしょう。
身体を壊したり、世間で言うところのブラック企業であれば辞めて当たり前ですが、ほんの少し仕事をして向かない、思っていたものと違うの理由で辞めるのは理解に苦しみます。
それは雇用した人や育ててくれている先輩や上司、会社に対して大変失礼なことだと私は考えます。

お金をもらう対価に値することをやったのか?
その部分を考えた上で判断して欲しいと思うのです。

今自分がやっている仕事はどのランクなのか?
上司の監視の下で完璧に仕事ができるのは至って当たり前だということ。
与えられた仕事をすることも当たり前だということ。

若い人たち、新卒の人達に対して「仕事をすることやお給料をもらうことはどういうことなのか」を改めて考え欲しいと思う反面、自分の仕事に対しても改めて考え直す良い機会となりました。

今の私は好きなことをしてお給料を貰っている状態なので非常に有り難い状態です。
鑑定士についてはたまたま見付けずっと続けてやっていったら好きな仕事だった、という数奇な状況でした。
世間一般は好きなことでお給料をもらえること自体が稀。
私はとても恵まているのだと実感します。

天職というものは継続してやっていった結果、天職になるものもあると私は思えるのです。

今回は結構な毒を吐きました。
日本の将来はどんな未来に向かっているのかな?と思いながら1月のブログを終わります。