福岡宝石市場スタッフ・ブログ

2017年11月30日 (木)

博多座~夫婦漫才~

イチョウのビタミンイエローが元気をくれる季節となりました
この季節、家族でギンナンを拾いに行くのが恒例になっています。
今年はまだ実行しておりませんが。happy02
ギンナンの艶のある深い緑色に毎回ウットリします。できることならずっと眺めていたいと思うのですが、美味しいうちに口の中へ。美しい食べ物って特別なエネルギーがもらえる気がします。
薄くカットしたカボチャに火が通る時のオレンジ色。茹でたほうれん草の濃い緑、ビーツの深紅色など、自然に作られる色だからこその美しさに魅了されます。
 
ギンナンの半透明に艶めく深緑は、翡翠でいうところの琅玕(ろうかん)の色味そのものなのだと與子田さんから教えていただいたときは腑に落ちました。自然からこれほど魅力的な色味がつくり出されるとは・・・まさに神秘です。簡単には買えませんけど、翡翠ならずっと眺めていられますね。
 
前置きはこの辺りにして。
先日、姪が観劇に招待してくれたので、主人に息子を託して行って参りました。
場所は、福岡市立の演劇専用劇場「博多座」。
 

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「博多座」では、歌舞伎・ミュージカル・演劇など、月替わりで様々な演目を公演しています。 座席数は最大1,500席と九州では最大級、九州各地はもとより山口県や西日本一帯からのご来場も多いようです。久しぶりの「博多座」は、フロアに所狭しとたくさんの出店がならび、昔の上品な印象ではなくなっておりましたが、博多座限定商品などもあり、お買い物も楽しめます。

 
さて、公演は大地真央・中村梅雀主演の「夫婦漫才」という喜劇。
 

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原作:豊川悦司、演出:ラサール石井、脚本:池田テツヒロ
豊川悦司って俳優じゃないの?ラサール石井ってあの芸人さん?池田テツヒロも俳優でしょ?
原作・脚本が俳優って・・・と少々不安に。
 
あらすじは、昭和の初期に長屋の幼なじみが夫婦となり「夫婦漫才」を始め、戦後、激動の時代を生き抜くドタバタコメディ。
私にとっては祖父母や親世代の時代だけに懐かしい。笑いも昭和のネタが満載でわかりやすい内容。知っている俳優さんが出演していることもあり、姪もそれなりに楽しめたご様子。
 
個人的に意外だったのが大地真央のキャラ。
ご存じの方も多いかもしれませんが、まさかのコメディエンヌでした。
テレビで見る大地真央とは、あまりにかけ離れた役柄に注目してしまいました。
 
幕開け、車いすに乗った85歳の老女と付き添いのご主人(中村梅雀)。
その老女を見事に演じていたのが大地真央さん。初めは気づかなかったほど。
声も姿もまるで85歳!まんまと騙されました~
姪は別人と思っていたようですが、ストーリーの最後に幕開けと同じシーンに戻ったので、大地真央が演じていたのだとわかったくらいです。
85歳を演じていたかと思うと19歳も演じておりました。その時はさすがに姑役のミヤちゃん(お笑いコンビ「ピンクの電話」の竹内都子)に何度も「19歳のノブちゃん!(大地真央の役名)」と連呼され「そんなに言われるとさすがに・・・」lとアドリブ?が入りましたが。(笑)
役どころの夫婦漫才もお見事。こんな早口な大地真央は見たことない!関西弁も違和感なし。
やはり元宝塚ジェンヌ。若い頃と変らない容姿は勿論ですが、子役と一緒に息切れもせず歌って踊ってくれました。さすがです。パチパチパチ・・・
 
舞台最後のカーテンコールで告白がありましたが、中村梅雀さんも関西弁での演技は初めてだったとか。
さすがですね~。テレビなら収録でやり直しもできますが、一発勝負の舞台での完璧な演技にプロ魂を見せつけられました!感激!(観劇!)
まさかのオヤジギャクですみません。
 
あと、密かにファンだった川崎麻世の出番も楽しみだった私。
昔のスマートな川崎麻世とは違いましたが、演じたのは波瀾万丈な人生を送る二枚目役。
村上ジョージも持ち前のギャグで爆笑を誘っていましたが、何役もこなす活躍で何度も笑いが起きます。
御年88歳の正司花江さんの勇姿。姿を見せる度に観客は拍手です。
85歳を過ぎても舞台に立って観客を笑わせるなんて素敵ですね~
見習いたいものです・・・
結局、最後には号泣・・・ 喜劇なのに号泣・・・(笑)涙が止りませんでした~
たまたま千穐楽だったこともあり何度もカーテンコールがありましたが、会場の明かりが点ったあとも拍手が続いていたほど。
最後に「これから東京でも公演が予定されているので、新幹線ですぐですから観に来てくださーい!」と大地真央さんからの宣伝がありました。
ご興味のある方はぜひ!
 
最後に話は変わりますが、親子で目標としております「目標100万歩!」として、6月から始めた「ふくおかフットフィットマイレージ」の中間報告です。
 

息子:858,060歩  私:868,063歩

前回のご報告時には息子の歩数と11万歩も差をつけられ少なかった私ですが、なんと約1万歩の差をつけて追い抜きました!!実は、この取り組みから歩くだけでは物足りなくなり軽いジョギングを始めました。夜な夜な30分だけですが走ることもしばしば。息子はサッカーをやっているので、絶対に私よりは走ったり歩いたりしているはずなのですが、サッカーをやっている時は万歩計を装着できないので、こんな結果になっております。夏休みの間は計測や記録を怠ることもしばしば。かなり進みが遅い私たちです。

毎回、近くの公園で歩数確認印をいただくのですが、顔も覚えていただき「あともう少しですね!頑張って!」とご支援いただきました。嬉しい♫

先が見えてきてテンションも上がります。まだまだ100万歩目指して頑張ります!!