福岡宝石市場スタッフ・ブログ

2014年7月 8日 (火)

2014年社員旅行 2~宝石と美術品

7月2日 旅行2日目

東京ステーションホテルの素敵な空間で美味しい朝食に下鼓を打ち、2日目の朝が始まります。

銀座のハイジュエリー店を巡ります。

BLG、HWT、MKT、WKO…はい、イニシャルでご想像くださいませ。

やはり、銀座ですね。ハイジュエリーの品揃えは最高でした。特にMKTさんの4階。言葉を失う、溜め息が出るほどの最高級品が目白押し・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・

しかし、しかしです、銀座の大きな通りを闊歩しておりまして、むかーしむかし銀座に行った時の「銀座~ォォオオー!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ オオォォー!!」という感動は残念ながら全くありませんでした。

その理由は建造物が昔とガラリ変わり、どこもかしこもクールなスタイリッシュ?系の建物で趣がなくなっていたからです。

昔は鳩居堂を筆頭にITO-YA、プランタンと銀座ならではのオシャレなラインナップにわくわくして胸が躍ったものです。

特にプランタン、ここは伯母が東京に行った時にお土産をチョイスしてくれるお店でした。伯母曰く「パリのエスプリの利いた商品がとても楽しかったのに、今はただのファッションビルになった。」と、とても落胆して話しておりました( TДT)

私はネットで購入するよりも、そこのお店のショーウィンドウやディスプレイでの見せ方、更には接客してくれる人の対応で購入を決めることがほとんどです。特に接客してくださる人に左右されます。

今ではお買い物するお店はほとんど決まっており、新規開拓する際も担当さんを作ります。その担当さんが本当に私に合ったものを選んでくれる言葉を端々で聞くことができ、その言葉に安心するのです。

これだけ物が溢れる時代ですから、最終的には人かな、と思うのです。「どうせ買うならば、この人から買いたい」と思う、思わせる人柄。これに尽きます。

接客に関して言うなれば、今回担当してくださった方々は皆様ジュエリーが大好きな方々でした。ある意味ほっとしました。高額品ですのですぐに購入する訳はないのですが、押し売り感が出てしまってはこちらとしてもがっかりしてしまいます。

特にハイジュエリーのフロアにいらっしゃったあの方は私と同じように商品を「この子たち」と仰いました。手塩にかけて作りあげたジュエリーはまさに自分の子供をお客様に嫁がせる、そういったイメージです。その言葉にほっこりと致しました (*´∀`*)ポワワ

今更ですが、銀座の写真が一枚もないことに後から気が付いたのです…Σ(゚д゚lll)ガーン

さて、東京ステーションホテルへと移ります。

Photogrid_1404199507377

こちらが私が泊ったお部屋 ドームダブルです。

案内されるなり驚いたのはお部屋にシャンデリアΣ(゚∀゚ノ)ノキャー

天井が4メートルと高いために更に贅沢な気持ちになります。このドームダブルは窓から東京駅のドームを臨むことができます。(画像左側参照のこと)

お風呂の美しさにも驚きますが、ここの目玉は天井にもセットされたシャワーですv(´∀`*v)ピース

Photogrid_1404736088009ホテル散策は続きます♪

東京ステーションホテルは至る所に100年前の佇まいを残しておりまして、画像の真ん中は創建当時から地下から支えていた松の杭です。杭は耐震構造へ変化したため、捨てるには惜しくこのようなオブジェと変化して飾ってありました。この松にしっかり触れてきました。100年もの時を経ても変わることなくこの東京駅と私たちを支えてくれていたのかと思うと感動もヒトシオ( ;∀;)

画像下段は朝食をいただいたアトリウムに残されている壁面の煉瓦。こちらも同時のままだそうです。右側からこのレンガも触れることができたのでしっかり触ってきました。

私がもっとも興奮したのは左上の長ーいだまし絵のような廊下と美しい螺旋階段キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!

ながーい、ながーーい廊下は良く見ると右側の一か所だけ赤いランプになっています。(実物ははっきり分かる赤い色です。)そこがエレベーターのところですよ、という合図。

なんというか、こう粋な配慮(*´∀`)

螺旋階段はヒッチコックかアガサ・クリスティの映画さながらですょっ・:*:・(*´∀`*)・:*:・

画像の上中央、図面の通り細長い作りで分かりやすそうですが、これが迷路!ドームを囲むところには小部屋に椅子と解説と写真が掲げてありました。

3日目にミラクルが起こります、否ミラクルを起こしました?

Photogrid_1404739989691

ドームを囲む小部屋に掲げてある、解説と画像の写真です。

左下にありますのが、東京ステーションホテルのデューティーマネージャー様と私。

旅行初日に東京国立博物館への道のりを教えてくださり、そのお礼を申し上げた際にホテル内の美味しいお店を教えてくださいました。

更に、どうしてもこの東京ステーションホテルの建造物を詳しく知りたかったので何かリーフレット等はないのですか?と嫌がらせのような我が儘を申し上げたところ、いただいてしまいました!!!ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!(画像下段中央と右)

あろうことか、デューティーマネージャー様からホテル館内をご案内&解説いただくという贅沢なミラクルを起こした次第であります。(松の杭はその時に教えていただきました。)

http://www.tokyostationhotel.jp/

東京ステーションホテルのURLにもヒストリーが掲載されていましたので是非ご覧くださいませ。

実際にこちらに滞在されている方へのホテル内ツアーも開催されています。本格的に外部からのツアーも開催されるとのことですので楽しみですね(´∀`*)

さて、こちらのホテルの改修工事費用ですが、500億円が投じられております!(; ・`ω・´)ナン…ダト!?いや、確かにあの復元力を見ると納得します。

この500億円をどのように工面したのかといいますと、そのカギとなったのが「空中権」です。

私、この言葉初めて聞きました。「空中権とは建物の上の使­わなかった空間を他の建物に移し、売却することができる権利」だそうです。なので、周囲は高層ビルだらけなのだそうです。

ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…もう、本当に目からうろこでした。

全てが素晴らしい建築物で美術品です。当時の面影を失うことなく再現したその技術。日本という国の素晴らしさを満喫することができました。

そして、ホテル前は更に工事中です。それは皇居前の並木道を更にホテル前まで繋がるように!2017年には出来上がるそうです。

スイートルームから見ることができる皇居までの並木道。次はいつ見に行くことができるだろうかと楽しみが増えました。

幾多の文人に愛され、利用された歴史あるホテル。

外資系のホテルには絶対に負けない、日本ならではのスタイルがここにはあります。

今回のお一人様社員旅行では沢山の出会いと学びがありました。まさに一期一会。

このホテルではゆっくりとした時間が流れ、独りを楽しみ、見つめ直すことができます。ちょうど四十路前、有難い旅をすることができました。

色々な目標を掲げつつ、やはり日本は素敵な国であり、大好きだと改めて思いなおし、私の二泊三日の短くも濃い旅は終わりを告げました。

2014年7月 7日 (月)

七夕

Img_1163

今日の福岡はどしゃぶりで、今季初の洗濯乾燥機を使い、レインシューズも大活躍でした。

天神プレイスの七夕もゆさゆさゆれており、笹の葉のいい香りが漂っていました。
(ピンボケすいません)

晩御飯は、ちらし寿司に 願いが叶いますように。

Img_1156

2014年7月 7日 (月)

2014年社員旅行 1~宝石と美術品

7月初めのブログは初めての社員旅行です。

恥ずかしながらそもそもお勤めを始めてこのかた、社員旅行なぞに行ったことがないに等しいのです(;´∀`)

しかも弊社は店舗があります故に全員で旅行に行くことができませんので「独り社員旅行」でございます。

今回の目的として、たまたま行きたかった「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」これを見に行くこと。それから銀座のハイジュエリー店を見ること。

せっかくですので宿泊先は自分では泊ることができない高級ホテルに(゚∀゚)アヒャと、思って外資系を探しましたが(´;ω;`)ウッ…外資系なめてました、ごめんなさい。

そもそもリゾート系のホテルは1人で泊るにはコストパフォーマンスが非常に悪いということ。

そこで、立地条件から改装されて気になっていた東京ステーションホテルに決めました。創建当時からの建築様式も大変気になっていたので非常に良いタイミングで泊ることができました。

このようなプランの私のお一人様社員旅行が始まりますε=ε=ε=ヾ(´∀`*)ノ イッテキマース

7月1日 旅行初日

まずは、東京国立博物館から

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1647

Photogrid_1404661209625

東京国立博物館は上野公園に隣接されてあるんですねぇ。恥ずかしながら知りませんでした。

多いだろうと思っていましたが、想像をはるかに超えておりまして一般の展示は30分待ち。

今回の目玉、「翠玉白菜」は240分=4時間待ちでございました エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?

わたくしめの試練は始まったばかりでございます。兎にも角にもこれを見なければ社員旅行始まりませんので、腹を括り、並ぶことに致しました。(※画像左の真ん中参照のこと)

おひとり様のつらい所は並んでいても暇つぶしがないっっ!迂闊にスマフォを使おうものならば、バッテリー切れで画像が残せない。

致し方なく、色々と旅行プランを練り直したり、妄想していたり、そうすると前の方々のお話が耳に入って参りまして、そうしましたら大変面白い情報をいただけました。

この「台北 國立故宮博物院」企画当初は「國立」が入っていなかった為、大憤慨され開催できないという危機に立たされていた、という事実!!

そのおばさま、たいそうな台北ファンのようでしたょ ヮ(゚д゚)ォ!

ここに並んでいらっしゃる方々はご想像通り、ご年配の方々が多ございます。幸いにお天気でこれはちょっと熱中症の危機も感じられました ι(´Д`υ)アツィー

もちろん、その為の色々な対策がされておりました。テントとかテントとかテントとか…給水場所とか冷風機とか。その中でも展示の博物館とは違う施設の1階の中をわざと蛇行するコース。

この施設も素晴らしい建造物でした。(※右上とその隣と左下の画像を参照のこと)

ここは「表慶館」という建物で、1909年(明治42年)、東宮皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の成婚を祝う目的で開館したとそうです。博物館員の方が説明くださいました。大理石を用い、ドーム部分にはだまし絵の技法が用いられた素晴らしい壁画、なんとも言えない美しさがありました。

さて、そうこうしてやっと3時間30分頃に目的の特別展示室へ。

どうしてこのように時間が掛るのか、といいますと白菜の展示ケースを間近でぐるっと1周し、また遠巻きに見たい人は外側をぐるっとできますΣヽ(`д´;)ノ うおおおお!

Uid000067_20140428161310c603f959東京国立博物館 特別展「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」より

この間近でぐるっと1周は足を止めることはできませんが細部を見ることができ、キリギリスの立てている足の向こうとか、白菜の横のアングルとか、こんなに研磨されてニスを塗ったようにツルツルしているとか、色々感じることができました。

さて、この白菜ですが、そもそもの持ち主は「光緒帝の妃である瑾妃」だそうです。嫁いだ際に持ち込まれたもので「バッタ(いなご?)とキリギリスは多産の象徴で白い白菜の方は純潔の象徴とする説が有力」とのこと。嫁ぎ先の繁栄を願ってのことでしょう。

Photogrid_1404661272711

画像ですが、下はお察しの通り展示会場で購入した「キティとコラボ」&白菜コレクションです。

上画像ですが、これは家族が本家本元の台北 國立故宮博物院ヘ行った際に買ってきてくれたものです。これがたまたま「瑾妃ちゃんと白菜ちゃん」だった訳です。左に持っているカードですがこれが全種類で、これが全て欲しくて再度家族が旅行に行った際にわざわざ頼んだのですが…もうありませんでした(´;ω;`)

今回の展示品にあったものは、カードの上、真ん中の人とキャラ。

これは「北宋の皇帝・徽宗も愛した青磁 青磁輪花碗(せいじりんかわん)」この器はほかよりもやはり美しい湾曲でした。微妙な色合いで翡翠のような色合いを愛してやまなかったようです。

上の右は「玉荷葉杯ちゃん」どなたがお持ちだったのかを調べましたが探し当てることができませんでした。これも素晴らしい彫刻で仕上がっており、これ本当に玉ですか?と驚くほどでした。

超絶技巧と呼ぶ理由が納得できる品々。

ほぼ4時間待ちの甲斐あってのこの感動はヒトシオ゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*

…台北に行って見たらいいやん、と家族に言われましたがいいのです(´;ω;`)ウッ…

一番見たい豚の角煮は九州国立博物館の特別展示です。これはこれで参りますが、やはり本場の台北も行こう!と決意するに至りました。

興奮し、4時間待ちにくたびれ果てておりましたが夜も東京の美しさに声を張り上げる私でした。

東京の知人連れられて、JR浜松町駅から徒歩で向かいました。

日の出桟橋から出ているシンフォニーという船に乗りましてナイトクルーズ(*´Д`*)

https://www.symphony-cruise.co.jp/crusing/map/index.html

Photogrid_1404665891579_2

ちょうど夕方から夜になる絶妙のタイミングでした。

東京タワーはノスタルジックな色合いでそびえ立ち、その周りを取り囲むオフィスビル。香港の夜景は100万ドルといいますが、あれとは違うなんというかこうクールで計算されたようなビルの立ち方に大興奮 キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!

飛行機も着陸するためにどんどん降下してくるのです。飛行機の腹部分を見るなんてそうそうございません スゲェ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!

ちょうど、エイの裏側をみて「ニヤッ」と笑っているように見える口を見たときの気分に似ていました。

降下してくる飛行機のあまりの多さにも驚きました。美しい夜景にうっとり、ではなく連呼する言葉は全て「カッケエェェェェ」でした (;゚д゚)ァ....

1つ、気が付きましたが船というのは結構な速度で航行しておりまして、それに通常の風がプラスされますと恐ろしい強風に変化致します。あのタイタニックの名シーンなんざ怖くてできないわよっ、Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ ということでございます。

こうしてわたくしのお一人様社員旅行の1日目が幕を閉じました。

続きは、また明日。

2014年6月29日 (日)

お祭り

博多の夏のお祭り、山笠の準備が着々と進んでいます。

つい先日までは、枠組みだけでしたが、飾り付けがされており、町中にも法被を来た方たちが見られるようになってきました。

梅雨のうっとうしい毎日ですが、夏がもうすぐだと思うと、少し晴れやかな気持ちになりますsun

Photo_2

2014年6月23日 (月)

蓮の花

Img_1132

梅や桜など季節の花々を鑑賞できる舞鶴公園

今は、夏に向けて蓮の葉が生い茂り、つぼみがぽつぽつと出ておりましたbud

雨あがりということもあり、葉が水をはじいて小さな水玉が乗っていて、池にはアメンボが、カメが鼻をだして泳いでいてとても愉快な光景でした。

見ごろは7月中旬から8月
蓮の花の色をもつ宝石「パパラチアサファイア」
パパラチアカラーがこの場所でたくさん見ることができるのは楽しみです
そして、ここのお花は大輪なので満開になると見ごたえがありそうです
来月の見ごろを楽しみに待ちたいと思いますlovely

2014年6月22日 (日)

時事とムダ知識 8~X-MEN: フューチャー&パスト

えーっと、雨です。

梅雨入りしたのにあまり梅雨というお天気に遭遇してないように思える今日この頃。皆様いかがお過ごしですか?

さて、6月に入り二回目のブログです。

とうとう来たか!!!と思われる方も多いと思いますが、そう「X-MEN: フューチャー&パスト」です!!

先日もご来店いただいたお客様から「マニアックですね~」とありがたいコメントをいただき、そしてスタッフ紹介画像にもコメントをいただき(そこはそっとしておいてください…(;´∀`))ありがとうございました。

まず、「X-MEN」と聞くと単純にアメコミの実写版、とだけ想像なさると思いますがまさにその通りです'`,、('∀`) '`,、

P1

上下を見比べると、もう誰が誰で誰なんだか???(;´д`)トホホ…

Xmen1

私個人はアメコミは好まず、アメコミ実写版の映画が好きなのです。この「X-MEN」もアメコミより、実写版が好きなんですよ。原作と同じストーリーで進んでいるのか?それは私にもわかりません。ごめんなさい。

なお且つ、一般的には「SFXのアクション映画なんでしょう?」と言われてしまうと…(´;ω;`)ウッ…そ、そうですね、と言わざるを得ませんでしたが、今回は、今回はそうは言わせませんよっヽ(`Д´#)ノ !!

映画『X-MEN:フューチャー&パスト』日本オリジナル本予告
YouTube: 映画『X-MEN:フューチャー&パスト』日本オリジナル本予告

映画はスピンオフを入れて7作品です。

今回の7作品目は副題通り未来と過去。この作品に関しては初めての人がこれだけ観ても十分に楽しむことができます。ただし、キャラの立ち位置が分らないってとこが問題ですが。

X-MENをざっと解説すると「突然変異を起こした人間達が織りなすヒューマンドラマ、いやアクションドラマ」という感じです。

※以下からは映画のネタバレが含まれます。ご注意ください。

ですが、今回は特にこの部分が熱く掘り下げられていました!!

マ イ ノ リ テ ィ

X-MENとタイトルになってますが、性格にいうとミュータントたち(突然変異した者たち)が主人公ですよね。

このミュータントは二つに分けられます。

マグニートーをはじめとする超人的能力で人間社会を支配しようとするミュータント・テロリスト。

これに対抗するのが、能力の正しい使い方を教えるために学園を開き、彼らを指導するプロフェッサーXが結成したX-メン。

いつもはこの二大勢力の争いなのですが、フューチャー&パストに関して言うなれば、争っていたことはなんだったのだろうか?それは意味があったのか?

彼らが戦う理由の根本はなんなのか?

それは差別なのです。その特殊な能力から将来、一般の人間が排除され、ミュータントに乗っ取られてしまうのではないかと忌み嫌われています。このミュータントと一般の人間の紛争は、現代の人種差別、アメリカでのマイノリティたちが経験したことだといわれています。

なので、この映画を「マイノリティの金字塔」と言う人もいます。

黒人差別・ユダヤ人差別・同性愛差別、ありとあらゆる人種差別が組み込まれています。

映画の中で、マグニートーを演じているイアン・マッケランは自らがゲイであることをカミングアウトしており、演じる上での感情の表現方法などを監督や他の出演者に指導することもあったそうです。

また、このキャラクター、マグニートーの幼少時代、ユダヤ人としてナチスの強制収容所に収容されている経験もあり、差別に力で対抗しようとする経緯も描かれています。

プロフェッサーがその能力を表現する時に使う言葉は「GIFT」。神から与えられたギフトなのだから、と言います。力を正しいことに使う、そうすることで人と共存していこうと考えています。

全く正反対の二人、対立していた二人は最初は親友だったのです。二人は考え方の違いから違う道を歩みことになりました。※ここはX-MEN: ファースト・ジェネレーションをご参照ください。

プロフェッサーとマグニートーこの二人にはモデルがいるとのことでした。

それは…キング牧師とマルコムX。

黒人差別を無くすためには暴力的な手段もやむを得ないとしたマルコムXと、非暴力主義を貫いたキング牧師。

あぁ、とてもとても納得できる。

ミュータントという形を介してますが、これは立派な差別を描いた映画だと感じたのです。

という流れから、今回のお話はミュータントを完全に排除しようとするトンデモナイ敵が現れます。それは人間が決めたことであり、その敵を作りだした原因を過去に遡り止めようとするのです。

今回のキーマン、いやキーウーマンの青い肌のミスティーク。

彼女は誰にでも変幻自在。

青い肌のままの自分を自分として認めてくれたプロフェッサー、マグニートーどちらにも想いを寄せます。そして、対ミュータント専用のマシンを作っている博士の殺害を企てます。その間、その博士は沢山のミュータント達を捕獲し、その能力を研究するためにミュータントたちを殺害していたのです。

この部分はまさにユダヤ人の大量虐殺やナチスを彷彿とさせました。

この企てを阻止すべく、敵同士だったプロフェッサーとマグニートーが手を組みます。ファンにとってみたら、そりゃあもう キタ━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━!!

最後の砦を守りながら、次々と仲間たちが倒されていく中でマグニートーは死を覚悟し、無言で戦いに行く。

深手を追い、瀕死の状態でプロフェッサーのもとに戻り、私たちが戦う必要があったのだろうか、済まない。と、あのマグニートーがプロフェッサーに謝罪するシーン。

。゚ヽ( ゚`Д´゚)ノ。゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ(  )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚ )ノ゚。

もう、もう、涙なしには観ることができませんでしたょ(`;ω;´)

最後の結末は…えーっとえーーーーーっと過去に遡って歴史を変えちゃったので…

工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

です、そうなんです。

分かりあった二人の握手なんて、それはもう無かったことですょぅヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!!

全てが最初に戻り、前作で死んでしまったキャラクター達も出てきていて、あれ?今までの歴史は?あれ?背景は?とかとか思うことは満載すぎて、立ち直れない感が否めなかったのですが…(´・д・`)

まぁ、それはそれとして、良しとしましょう┐(´∀`)┌ハイハイ だって、えすらごとなのでハッピーエンドがいいもんねっ( ・∀・)アヒャ

マイノリティに戻りますが、日本国という国も普通ではないこと、一般的ではないことを忌み嫌う傾向があります。

みんなと一緒が大好き。

みんなと一緒だと安心するんでしょうね。最近は個性を大事にするため?のゆとり教育だとかありましたけど、結果としては自我が育つ前に躾や我慢させることを覚えさせずに我が儘さのみが残ってしまったように感じます。

忍耐・我慢することの大切さ・統率性などの力が大幅に欠落しているように思えてなりません。

個性は我が儘とは違うのです。

躾の根本・人としての生き方や周りに迷惑をかけないこと、それを理解してからの個性や自己主張はするべきでしょう。筋の通らないことを押し通すことは単なる我が儘です。

日本は生ぬるいお湯のような国。差別が全くない訳ではありませんが、自分の置かれている有難い、恵まれた環境を今一度見直し、世界に目を向ける必要性を感じました。

世界は広く、いろんな想いをしている人たちがいること。そしてその歴史を少し知るだけでも見識は変わってくるということ、映画は視覚で捉えることができる有難い産物です。

単なるSFXとしてではなく、すこし違う視点から観ていただけたら幸いです。

2014年6月18日 (水)

アロマ新入荷~涼和~

Img_1125

梅雨に入りましたが、まとまった雨が降らず水不足が懸念され、むしむしした日だけが続いております。

アロマショップで涼しそうなオイルを見つけましたので買ってみました。
ヒノキやハッカをメインにしたブレンドオイルで、さわやかな柑橘のかおりも感じる。
日本の夏に涼しさを運んでくれるクールな香りです。

おくつろぎいただけると幸いです。

2014年6月15日 (日)

6月の勉強会

Img_1124

サッカーの日本代表戦観戦のため、本日の勉強会は午後からのスタートでした。 悔しくも敗戦という結果で終わってしまったため、福岡でもユニフォーム姿のサポーターが どよ~んとした雰囲気で歩いておりました。 日本代表サッカーチームには、自分たちが納得いくようなサッカーをして悔いなくプレーしてほしいと思います。

さて、毎月1回の宝石勉強会も来月で一区切りです。 先月の小テストの復習と理論の講義を受けて、来月最終テストとなります。

無事終了することが出来るようにベストを尽くしたいと思います。

2014年6月14日 (土)

6月の懇親会

Img_1123

いつもは、お料理メインでお店を選んでいますが、今回は、お酒メインということでハイアットリージェンシーのbarロトンダに行きました。

おいしいお酒が90分飲み放題1600円というお得なプランでしたので、杯数は気にすることなく。。
たくさん。。。飲むはずでしたが、、、出張帰りなどで、みなさまお疲れの様子で、飲むよりは
食べる、そしてこの薄暗い照明とゆったりとしたソファーで、ぐっすり眠れそうという雰囲気になってしまい、なかなか面白い会でした。(一部陽気になっているものもおりましたが)

梅雨とはいえ、そんなに雨はふっておらず、むしむしとした日が続いていますが
また明日からがんばろうと思います。

2014年6月 9日 (月)

箱根ラリック美術館

Img_1111

宝飾・ガラス、室内装飾にわたりいろんなジャンルの作品を手がけた作家・芸術家ルネラリックの美術館は大雨にもかかわらず、多くのお客さんが入っていました。

昆虫、鳥、花、植物などをモチーフにした作品が多く自然をとても愛していたことを感じます。
特にガラス製の香水瓶は100年以上も前のものですが昔のものでありながら常に流行を走っているようなデザインで美しかったです。

そして、印籠、かんざしを手がげたり、藤の花をモチーフにしたりとジャポニズムも大いに感じられ親近感も沸いてきました。

材料も真珠、ひすい、オパール、獣角、金、銀などを自由に使い、自然への賛美を表現しているようでした。

美術館は自然と共生できる設計でお散歩ができたり、館内から美しい自然が見れたりと、居心地よく、ゆっくりと時間を忘れて
鑑賞できて、とても有意義な時間を過ごすことができました。

Img_1114

秋には、東京都庭園美術館がリニューアルオープンしてラリックの作品に出会えるので楽しみに待ちたいと思います。