2013年12月 1日 (日)
December
2013年11月27日 (水)
映画とジュエリー 1~THE GREAT GATSBY 華麗なるギャツビー
前回は音楽
とジュエリーについて綴りました。
今回は映画
とジュエリーにしようと思います![]()
美しい映像、華やかな衣装とジュエリーが話題になった「THE GREAT GATSBY~華麗なるギャツビー」
リメイクですが、初代のロバート・レッドフォードの作品は未だ観ていません![]()
女性の衣装はPRADA
男性の衣装はBrooks Brothers
そして映画を更に華やかにするジュエリーはTIFFANY
この素晴らしいラインナップ![]()
なにより「レオナルド・ディカプリオ」の出演が更なる話題を呼んだ気がします。
ジュエリーがTIFFANYということと、監督がバズ・ラーマンであることで、これは映画館で観なければいけない
と思い映画館へ足を運びました![]()
バズ・ラーマン監督の映画は非常に美しい映像とその映像にあった音楽を作成されます。
ディカプリオ出演のロミオ&ジュリエット、ムーラン・ルージュもバズ・ラーマン監督の作品です。(添付画像をご参照ください)
※ここからは映画のネタばれが含まれております。ご注意ください!
とにかく身に纏っているジュエリーの美しさにはため息が出るばかり
そのなかでも、ひときわ印象に残っているのはギャツビーが身に付けていたオニキスの印
ギャツビー自身の登場までに時間が掛かる中、このリング
だけが印象的に映ります。
どの指にしているかというと、右手の小指、いわゆるピンキーリングです。
指輪を装着する指にそれぞれ意味があるわけですが…
右:権力と権威の象徴
左:信頼の象徴
そして、右手の小指には「変わらぬ想い」という意味があります。
よく見るとオニキスにはデイジーの花が掘られており、そこに愛するデイジーへの想いが込められているように感じます。
一般的に「オニキス」と言われているもの、この鑑別結果は「ブラック・カルセドニー」です。
オニキスとは縞瑪瑙のことを言います。
驚かれることが非常に多いのですが、何を隠そう私もそのうちの一人です![]()
そもそもオニキスを含むカルセドニー系は着色を行っているため、この真黒なオニキスもその類のものなのです。
印台リングは紋章などを彫刻し、王侯が書類のサイン・手紙の封をする際の封蝋(シーリング・シールとも言います)に押したものでいわゆる印鑑的な存在です。
彫刻するためには削ることができる、沢山ある石、となるとこのカルセドニーが使用されたのでしょう。アンティークジュエリーでも瑪瑙を使った同じようなリングを大変よく見かけます。
映画のお話に戻ります。
彼がやっと姿を現したときの煌びやかな花火をバックに憂いを秘め
彼女を思う気持ちが切ないほど。
彼女に再開するまでの間、このリングに沢山の想いを込めて恋い焦がれていたのかと思うと、女性よりも男性のほうがどれだけでもロマンチストだと感じたのです。
天神の街もすっかりクリスマスムード一色![]()
クリスマスプレゼント
に想いを巡らせる方々が増える季節となりました。
大切な人からプレゼントされる物は沢山の想いが込められているので、どんなものでも嬉しいですよね![]()
大切な人へのプレゼント、貴方は何にする予定ですか![]()
2013年11月17日 (日)
ハゼ並木
2013年11月13日 (水)
アールデコジュエリー
2013年11月 8日 (金)
紅葉狩り
2013年11月 3日 (日)
音楽とジュエリー 1~Ebony And Ivory
たまたまですがアイボリーのことを話す機会が重なりました。
鑑別結果「アイボリー」とは象牙、動物の角などのことです。
母とそんな話しをしていると…
「Ebony And Ivory、って曲あるよねぇ。あれってピアノの鍵盤のことよ
鍵盤の白鍵は象牙なの?」
…あ
そうですね![]()
お値段のよいピアノの白鍵は確かにアイボリー=象牙でできています。
ちなみに黒鍵は黒檀でできています。
ピアノの鍵盤の白鍵がすべて象牙とは、随分贅沢だなと思い調べてみると、やはりそこにはいろんな歴史がありました。
どこかで見たことがある黒鍵と白鍵の位置が逆になった時代は、象牙が高価であったのでコストの面から逆の配色になったそうです。
ふむ、納得![]()
その後に高価な象牙を沢山使うことで富の象徴
とするため、また元の配色に戻ったとのこと。
現在でも配色はそのままですが、鍵盤は樹脂でできているそうです。
この話の発端になった「Ebony And Ivory」ですが、直訳すると「黒鍵と白鍵」です![]()
音は出てきますが、歌詞までは覚えてない、まして和訳なんて考えたこともなく調べました。
今更ながら、なんて名曲なんだ
と感動したわけです。
歌っているのはポール・マッカートニーとスティービー・ワンダーという最強タッグ![]()
ピアノの黒鍵と白鍵を人種に例えて
Ebony and Ivory
Live together in perfect harmony
Side by side on my piano keyboard
Oh Lord, why don't we
黒鍵と白鍵
私のピアノの鍵盤上では並んで完璧なハーモニーで一緒に暮らしているのに
神様、なぜ私たちはそれができないのでしょうか。
と、二人が優しく見事なハーモニーで語りかけてきます。
当時は夢の共演と呼ばれ、1982年アメリカのビルボード、イギリス、日本でも1位を獲得しました。
80年代は沢山の名曲があります![]()
お時間がございましたら、是非以下のYouTubeをご覧になってみてください![]()
2013年11月 1日 (金)
初めまして
皆様、初めまして。
本日からブログに登場します、宝石鑑定士の与子田と申します。
日常生活や映画、歴史的な背景などなど、いろいろな視点から見るジュエリーのことを綴っていこうと思います![]()
皆様から
「へーそうなんだ
」
と思っていただけるような、面白くもためになる、とはいえ堅苦しくない文面で記載していけたらと考えてはおりますが、何しろ文才がございませんのでご容赦くださいませ![]()
取り急ぎ、初回ブログはご挨拶のみとなりましたが、今後とも末永いお付き合いを何卒よろしくお願い申し上げます。


















![[写真]福岡宝石市場](http://www.fsg-diary.com/img/s_profile.jpg)
