福岡宝石市場スタッフ・ブログ

2013年12月 1日 (日)

東京出張

東京の御徒町で行われた、業者の市場に参加してきました。現在、社内で宝石勉強会を行っており、特に色石について、鑑別・品質の見極めを勉強しております。市場では、それぞれの品質が、現在どの位の相場で取引されているのかが分かるので、店頭でも、より品質に見合った価格でお買い取り出来るよう、しっかりと相場感を身に付けていきたいと思います!
そして、2日目は、休日を頂いていたので、美術館へ行ってきました〜note
計算された色彩遣いが美しく、それぞれの情景が、写実よりも、より効果的に表現されていて、とても素晴らしい表現技法だと思いましたshine

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2013年12月 1日 (日)

December

早いものでもう12月になりました。
ハロウィンが終わったらすぐにクリスマスツリー・イルミネーションがきらきらと街中を飾り、
とってもきれいです。
日本は、いろんなお国のお祭りも味わえるので面白いですね。

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大丸のツリーは、赤・青・緑・黄・ピンクとカラーチェンジします。

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警固公園は、汽車が走ります。

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JR博多シティーは「響」をイメージした光の塔

それぞれとても綺麗で癒されます。

2013年11月28日 (木)

クロワッサン

最近クロワッサンにはまっていて、有名パン屋さんのクロワッサンの味比べをしてみました。
やっぱり、クロワッサンの専門店「三日月屋」が一番美味しくいただけました。
外側のパリパリや中のふんわり感をしっかり感じることができて、やっぱり専門店だなぁと。

今日は今季一番の冷え込みで福岡の市街地で初雪が観測されました。
体調管理に気をつけて風邪を引かないようにしたいと思います。

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2013年11月27日 (水)

映画とジュエリー 1~THE GREAT GATSBY 華麗なるギャツビー

前回は音楽noteとジュエリーについて綴りました。

今回は映画slateとジュエリーにしようと思いますsign01

美しい映像、華やかな衣装とジュエリーが話題になった「THE GREAT GATSBY~華麗なるギャツビー」

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リメイクですが、初代のロバート・レッドフォードの作品は未だ観ていませんcoldsweats01

女性の衣装はPRADA

男性の衣装はBrooks Brothers

そして映画を更に華やかにするジュエリーはTIFFANY

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この素晴らしいラインナップshine

なにより「レオナルド・ディカプリオ」の出演が更なる話題を呼んだ気がします。

ジュエリーがTIFFANYということと、監督がバズ・ラーマンであることで、これは映画館で観なければいけないsign03と思い映画館へ足を運びましたdash

バズ・ラーマン監督の映画は非常に美しい映像とその映像にあった音楽を作成されます。

ディカプリオ出演のロミオ&ジュリエット、ムーラン・ルージュもバズ・ラーマン監督の作品です。(添付画像をご参照ください)

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※ここからは映画のネタばれが含まれております。ご注意ください!

とにかく身に纏っているジュエリーの美しさにはため息が出るばかりでした。

そのなかでも、ひときわ印象に残っているのはギャツビーが身に付けていたオニキスの印台リングです。

ギャツビー自身の登場までに時間が掛かる中、このリングringだけが印象的に映ります。

どの指にしているかというと、右手の小指、いわゆるピンキーリングです。

指輪を装着する指にそれぞれ意味があるわけですが…

右:権力と権威の象徴

左:信頼の象徴

そして、右手の小指には「変わらぬ想い」という意味があります。

よく見るとオニキスにはデイジーの花が掘られており、そこに愛するデイジーへの想いが込められているように感じます。

一般的に「オニキス」と言われているもの、この鑑別結果は「ブラック・カルセドニー」です。

オニキスとは縞瑪瑙のことを言います。

驚かれることが非常に多いのですが、何を隠そう私もそのうちの一人ですcatface

そもそもオニキスを含むカルセドニー系は着色を行っているため、この真黒なオニキスもその類のものなのです。

印台リングは紋章などを彫刻し、王侯が書類のサイン・手紙の封をする際の封蝋(シーリング・シールとも言います)に押したものでいわゆる印鑑的な存在です。

彫刻するためには削ることができる、沢山ある石、となるとこのカルセドニーが使用されたのでしょう。アンティークジュエリーでも瑪瑙を使った同じようなリングを大変よく見かけます。

映画のお話に戻ります。

彼がやっと姿を現したときの煌びやかな花火をバックに憂いを秘めた微笑み。(のように私には見えた訳です)

彼女を思う気持ちが切ないほど。

彼女に再開するまでの間、このリングに沢山の想いを込めて恋い焦がれていたのかと思うと、女性よりも男性のほうがどれだけでもロマンチストだと感じたのです。

天神の街もすっかりクリスマスムード一色xmas

クリスマスプレゼントpresentに想いを巡らせる方々が増える季節となりました。

大切な人からプレゼントされる物は沢山の想いが込められているので、どんなものでも嬉しいですよねheart04

大切な人へのプレゼント、貴方は何にする予定ですかsign02

2013年11月17日 (日)

ハゼ並木

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紅葉を見に久留米の永勝寺とハゼ並木を見に行きました。

燃えるように真っ赤な色、紫蘇の葉のような紫味をおびた赤色、灰色系の赤、さまざまなカラーバリエーションが
あってとてもきれいでした。
イチョウのイエローも栄えていてとてもきれいです。

カラーストーンと一緒でカラーを言葉で伝えるのはとても難しいですね。

高く評価されるルビーのピジョンブラッド、サファイアのコーンフラワーなど
基準があるのも納得です。

天然記念物で蝋の原料のハゼは、まだまだ青かったです。もう少し時間がかかりそうです。

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帰りは、自然食の古民家レストランでご飯を食べて、久留米温泉に入って。。

久留米を満喫してきました。

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2013年11月13日 (水)

アールデコジュエリー

お店に置いてある雑誌に、アールデコのジュエリーの紹介がありました。

車や信号機、現在の生活の基盤ができ始めた時代、女性はコルセットを脱ぎ、自由な服を着て豪華なアクセサリーを身にまとい着飾りパーティー好きの時代。

ジュエリーは、ダイヤ、カラーストーンを贅沢に使用し複雑な形状でとても独特。そして大ぶり。

映画化された「華麗なるギャツビー」でも着用していた、ブレスレットとリングが一体となった豪華なジュエリーなど掲載されていて
ジュエリーから時代背景もうかがえてとてもおもしろい内容になっていました。

査定のお待ちの時間に雑誌を準備しておりますので、よろしければご覧になってください。

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2013年11月 8日 (金)

紅葉狩り

そろそろ紅葉狩りの季節だなぁと思っていたら、福岡宝石市場にもとてもきれいな葉があることを思い出しました。


永遠に消えることのない、とってもきれいな葉です。

ホワイトゴールドの繊細なデザインの上にダイヤモンドを緻密にセットしたジュエリー。
ブローチにもできるので、軽いスカーフ留めにもできてワンポイントになりそうです。

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2013年11月 3日 (日)

音楽とジュエリー 1~Ebony And Ivory

たまたまですがアイボリーのことを話す機会が重なりました。

鑑別結果「アイボリー」とは象牙、動物の角などのことです。

母とそんな話しをしていると…

「Ebony And Ivory、って曲あるよねぇ。あれってピアノの鍵盤のことよhappy01 鍵盤の白鍵は象牙なの?」

…あflairそうですねsign03

お値段のよいピアノの白鍵は確かにアイボリー=象牙でできています。

ちなみに黒鍵は黒檀でできています。

ピアノの鍵盤の白鍵がすべて象牙とは、随分贅沢だなと思い調べてみると、やはりそこにはいろんな歴史がありました。

どこかで見たことがある黒鍵と白鍵の位置が逆になった時代は、象牙が高価であったのでコストの面から逆の配色になったそうです。

ふむ、納得happy02

その後に高価な象牙を沢山使うことで富の象徴dollarとするため、また元の配色に戻ったとのこと。

現在でも配色はそのままですが、鍵盤は樹脂でできているそうです。

この話の発端になった「Ebony And Ivory」ですが、直訳すると「黒鍵と白鍵」ですsweat01

音は出てきますが、歌詞までは覚えてない、まして和訳なんて考えたこともなく調べました。

今更ながら、なんて名曲なんだweepと感動したわけです。

歌っているのはポール・マッカートニーとスティービー・ワンダーという最強タッグup

ピアノの黒鍵と白鍵を人種に例えて

Ebony and Ivory
Live together in perfect harmony
Side by side on my piano keyboard
Oh Lord, why don't we

黒鍵と白鍵

私のピアノの鍵盤上では並んで完璧なハーモニーで一緒に暮らしているのに

神様、なぜ私たちはそれができないのでしょうか。

と、二人が優しく見事なハーモニーで語りかけてきます。

当時は夢の共演と呼ばれ、1982年アメリカのビルボード、イギリス、日本でも1位を獲得しました。

80年代は沢山の名曲がありますnotes

お時間がございましたら、是非以下のYouTubeをご覧になってみてくださいconfident

Ebony and Ivory - Paul McCartney and Stevie Wonder
YouTube: Ebony and Ivory - Paul McCartney and Stevie Wonder

2013年11月 2日 (土)

もう11月

早いもので今年も2ヶ月弱となりました。

いい年だったと思えるように最後まで頑張りたいと思います。

今月の懇親会は、カノビアーノ福岡

写真は、「ぼたん海老とカラスミの冷製カッペリーニ」
これが、看板メニューでとってもおいしいんです。

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2013年11月 1日 (金)

初めまして

皆様、初めまして。

本日からブログに登場します、宝石鑑定士の与子田と申します。

日常生活や映画、歴史的な背景などなど、いろいろな視点から見るジュエリーのことを綴っていこうと思いますsign03

皆様から

「へーそうなんだup

と思っていただけるような、面白くもためになる、とはいえ堅苦しくない文面で記載していけたらと考えてはおりますが、何しろ文才がございませんのでご容赦くださいませsweat01

取り急ぎ、初回ブログはご挨拶のみとなりましたが、今後とも末永いお付き合いを何卒よろしくお願い申し上げます。