みなさまこんばんは。いつもの月末がやってまいりました。( ・∀・)ノ
6月の大学病院の結果は…膠原病の抗体の一つであるセントロメア抗体が血液検査で発見され、「膠原病ですね」とか言われ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルとなるも、症状として見受けられない(漢方のおかげね)為、11月に再検査になるというオチだったり。 漢方の先生お電話するも「あ、はい」と塩対応。 想定内だったのか?(´Д⊂ヽと思うも、お薬をもらいに行ったときに理由を教えてくれました。 セントロメア抗体は膠原病の人以外でも持っている抗体なので気にしなくてよいです。 (゚∀゚)アヒャ、あ、そういうことですか。あんしーん。
そして7月はとうとうポールダンスデビューすることが決まりワナワナしながらレッスン後にスタジオ借りて更に練習しまくるという…。 いつですか?とかいう質問は一切受け付けません。 何しろへっぽこ過ぎてわしホントに大丈夫なのか?(;´Д`)おもーとりますもんで。
さて、そんな色々忙しいスケジュールの中でこれは絶対に観に行かねばならぬm9っ`Д´) ビシッ!!と思っていた映画。 そう「ローガン」です。 大好きなX-MENシリーズの最終作。
Facebookの宣伝を見ては「泣くに決まってる」「死亡フラグ立ちまくってる」と思ってていたのできっと観るのしんどいな…と思っていたのですが、何が何でも観ないと後悔すると思い恐ろしい過密スケジュールで見ていましたYo。
VIDEO YouTube: 『ウルヴァリン』シリーズ最新作!『ローガン(原題)』予告編
。゚ヽ( ゚`Д´゚)ノ。゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ( )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚ )ノ゚。 …泣きまくりました。
※ここからはネタばれが含まれます。ご注意ください。
2029年、新たなミュータントもかつてのミュータント達も居なくなり、ローガン(ウルヴァリンのこと)は年老いたチャールズ(プロフェッサーX)ともう1人のミュータントであるキャリバンとひっそりと暮らしています。 ローガン自身も身体に埋め込まれたアダマンチウム合金のせいでミュータントの持つヒーリングファクター(超回復能力)の衰えが著しく、飲酒も増え、更に老眼も悪化し眼鏡が手放せない。 細々と生計を立てるもチャールズは痴呆症を患っており、時折起こす発作による思念派で局地的な地震や周囲の人間を麻痺させるほどになっている状態。 2人で人目を気にせず気兼ねなく住める船を購入するために資金を貯めている途中に「ウルヴァリン」の名を呼ぶ謎の女性から1人の女の子を託される。 その彼女こそ、ウルヴァリンのミュータント能力を引き継いだ新たなるミュータントなのでした。
彼女の名はローラ。 殺人兵器としてさまざまなミュータントの精子から人工授精により生み出され、その施設から命からがら逃げ出してきた他のミュータント達とEDENを目指しているおり、その手助けをして欲しいと頼まれます。 面倒なことに関わりたくないローガンは断りますが、チャールズは新たなる希望に手を貸すように言います。結果的には追手と戦いながら彼女を助け共に旅するのでした。
と、まあこんなあらすじ。 何が悲しいってウルヴァリンもプロフェッサーも年老いまくっているというところ(´;ω;`) そんなリアルな現実とか要らんがな。 そして何よりウルヴァリンもプロフェッサー2人とも「死に場所を探している」ということ。 今までの作品ではほとんど「ミュータントは死なない」的なお約束があったのに…。 はい、ご聡明なそこのあなた、これで分かりましたね。 2人とも死ぬんです。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。ウァァァン
プロフェッサーは痴呆による発作からか過去に大事件を起こしておりますが痴呆で覚えていなかったり。 ローガンは治癒能力が著しく低下しているため、怪我をする度に身体はボロボロになっていくわけです。
ローラを助けながら他の仲間を探している途中に出会うマンソン家の家族との交流に家族愛を感じ、そして旅をしながら生まれてくる疑似親子関係(チャールズとローガン、ローガンとローラ)。 今回の映画には家族というキーワードを感じざるを得ませんでした。
追手の中に新たに生み出された完璧なミュータントX-24はウルヴァリンの精子から生み出されたまさに若かりし頃のウルヴァリン。 感情を持たず、命令に絶対、そして無敵の力を持っています。
マンソン家でひと時の家族団欒を味わった夜、X-24からの襲撃を受け、チャールズは瀕死の状態。 しかもそれは痴呆のチャールズが家族との交流から思いだしたのか昔の記憶とともにローガン(本当はX-24)に「お前の言っていることが分かった。私は今まで色々な人を傷つけてしまった。こんな普通の幸せな夜を味わう資格なんかないのに(のようなこと)」と自分を責めているところでX-24に胸を突かれます。 (;Д;) やーめーてー!! そんなのローガンが殺したみたいに見えるのやめてー!!!
そこへ帰って来たローガンが応戦するも圧倒的な力の差、ローラは捕まりますが、なんとか瀕死のチャールズと共に逃げます。
優しい家族のマンソン家の皆様ももちろん皆殺し…。゚(゚´Д`゚)゚。 そんなくだりいる?しかも一緒に暮らしていたミュータントのキャリバンも捕まりながらここで一死報い、お亡くなりに。
チャールズは購入する予定だった船「サニー号」を夢に見ながら息絶えました。 ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!
チャールズを失い弔いますが守れなかったことを悔やみ癇癪を起こすローガン。そのまま倒れたところをローラが病院へ。 ローラとの2人旅が始まり、逃げた他のミュータント仲間のところへ辿りつきます。
ローガンは今まで愛した人を守れなかった、愛した人はみんな死んでいくと思っていることからローラを遠ざけます。 ローガンを置いてローラと仲間たちは更なる旅を続けますが、そこへ追手が向かっていることに気づき、助けに向かうローガン。 渡されていた回復薬を一気に投与し、ウルヴァリンとして復活するも効力は短時間。 ローガンとローラ、他のミュータント達の攻防戦。 そしてX-24との対決で瀕死のローガンを寸でのところでローラがX-24を倒します。 瀕死のローガンに「ダディ!」と呼ぶローラ。 その時にローガンは「あぁ、こういう感情なのか」と家族の愛を知ります。そして「生き方は自分で決めるんだ」とローラに告げ息絶えます。
ローラの「ダディ」にもう涙がですね、止まらないわけですよ。 うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁ プロフェッサーが殺されてからここまで泣きっぱなし。
一匹狼を貫いていたローガン。それは愛する人を失いたくないから。 そこに現れた娘のローラ。
共に旅をしながら絆が生まれ、お互いを認め、新たな希望を見付けそして死に場所を探していたチャールズとローガン。 最期は家族の愛情を感じながら死に場所を見付けた。
ローガンを演じたヒュー・ジャックマンとチャールズを演じたパトリック・スチュアート2人ともこの作品を最後にシリーズを去ることが決まっています。
私には所詮作りごとなのだからこんな辛い現実を見せなくても、と思いました。 サザエさんのようにいつまでも続く、ではいけなかったのだろうかと。
私の大好きな映画のネタばれを書く三角さんは「96点」と高評価。三角締めでつかまえて 良かったらご覧ください。
この映画はX-MENシリーズを知っている方が楽しめる作品ではありますが、親子の絆や無償の愛とは何かを教えてくれます。 血の繋がりだけではない何かを感じることができる作品でした。
このポスター見ただけで泣けました。少しずつ心を開いていくシーン。
そして映画を観た後はなんとも形容しがたい哀しさと淋しさに苛まれ、そしてこのブログを書きながらもまた泣くというオチで締めたいと思います。